【リゼロ】作画やり直し、アフレコ再録…アニメ第3期の“熱意が凄い“裏話を披露 最終話を前にキャスト陣と振り返り


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TOKYO MXほかにて毎週水曜日放送のアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd Season』。本日3月26日(水)の放送回をもって第3期は最終話となるが、先日3月23日に開催されたアニメイベント「AnimeJapan 2025」において、本作のステージイベントが行われた。

ステージにはナツキ・スバル役の小林裕介さん、エミリア役の高橋李依さん、ベアトリス役の新井里美さん、ガーフィール・ティンゼル役の岡本信彦さん、オットー・スーウェン役の天﨑滉平さん、シリウス・ロマネコンティ役の安済知佳さん、カペラ・エメラダ・ルグニカ役の悠木碧さんが登壇。後半章「反撃編」における名勝負の数々を振り返った。

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「反撃編」をキャスト一同振り返り

まずは「反撃編」にて繰り広げられた戦いについて振り返っていくことになると、はじめにプリシラ&リリアナVSシリウスの戦いが切り出された。高橋さんが「勝ち確の曲が流れている!」と言葉にしたように、リリアナの歌も感動的でしたが、歌の一部はアフレコブースで実際に歌唱していたそう。安済さんは当時のアフレコについて、プリシラ役の田村ゆかりさんの言葉の圧が凄まじく、収録時は必死に言葉の応酬で戦っていたとコメント。

続いてスバル&エミリア&ラインハルトVSレグルス戦がピックアップされると、小林さんと高橋さんは2nd seasonを経てのエミリアの重みのある言葉をはじめふたりの関係について、感慨深げにトークを展開。小林さんは、ジュース/ペテルギウス・ロマネコンティを演じる松岡禎丞さんからアニメ放送日の夜に「(エミリアを)大切にしないと許しませんよ」と連絡がきたというアフレコ裏話も披露した。

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3つ目に振り返ったのは、ガーフィール&ヴィルヘルムVSクルガン&テレシア。岡本さんは、ガーフィールとクルガンの熱いバトルのように、熱量全開でトークを展開。ラストバトルのシーンは、スタッフがより魅力的なシーンにするために作画をやり直したため、アフレコもリテイクすることになったと明かした。制作陣の熱量を感じて納得のリテイクだったと言葉にする岡本さんは、絵に合わせてアフレコできるのが楽しかったと、率直な感想を述べた。

本日26日最終話。サブタイトルについても称賛「最高の登場を…」

また、その後のヴィルヘルムとテレシアについては、悲しい戦いだったことを一同振り返り。天﨑さんは、テレシア役の髙橋ミナミさんから当時のアフレコについて聞いたそうで、最後の家族の幸せを祈るセリフについて髙橋さんは台本を読み、悲しい結末を予感したが故に感情が芝居に出てしまい、演技を修正したという。

続いて振り返ったのは、アル&アナスタシア&フェリスVSカペラの戦い。悠木さんは、蹂躙して終わるのがただただ楽しかったと、カペラならではの感想を吐露。また、カペラが色々な姿になることから、ひとつの役を誰かと一緒にお芝居することはなかなかない機会だったとも言葉にします。エミリアに変身したカペラを実際に演じた高橋さんは、アフレコ現場でカペラのリズムに合わせて芝居をするのが楽しかったと、振り返りました。

続くユリウス&リカードVSロイの戦いについては、不気味な展開でシリアスなシーンが続いたと回顧。一方で天﨑さんは、ユリウスの下まつげのふさふさ感が気になったそう。これに関しては、今回のシリーズでフューチャーされるユリウスを印象付けたいという意図でスタッフさんがキャラクターデザインしたと、小林さんが言葉にしていました。

そしてラストは、今週26日(水)に迎える最終66話「プリステラ攻防戦リザルト」について。ベアトリスの復活を喜ぶ一同のなかで、新井さんは今作のサブタイトルの使い方が絶妙と作品の魅力について語りながら、「最高の登場をさせていただきました」とコメント。場面カットを見ていくなかで、「ライをスバルに会わせる訳にはいかない」と天﨑さん。

最後に小林さんからは挨拶として、一話、一話に色々なパワーが詰め込まれて、圧巻のオンエアになったのではとコメント。「暴食との決着はどうなるのか、最終話を見終わったあとにみなさんがどんな感情を抱くのか。最終話、本当に最後までお見逃しないように」とメッセージを残した。

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これで終了……と思いきや、『リゼロ』のAnimeJapan恒例行事として、小林さん&オットー、そして今回は誕生日が近い悠木さんをステージでお祝い!代表して花束が贈呈された小林さんは笑顔で「ありがとうございます」と感謝を言葉にした。最後は、「ヴィクトリー!!!」の掛け声で会場に駆け付けた方々と一緒に写真撮影し、イベントの幕は閉じました

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当