原因はUBIの手違い?海外VTuberが「アサシン クリード」を案件配信するもBANされる事態に


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フランスのゲーム開発大手Ubisoftから発売された『アサシン クリード シャドウズ』。数度の延期を経てようやくのリリースを果たした本作は20日以降、ゲームの配信自体に係るトラブルは特段確認されなかった一方で海外コミュニティでは「BAN対応を受けた」VTuberが話題になっていた。

話題になったのは手違いを受けたと主張するVTuberのOlivia Monroe氏。『アサシン クリード シャドウズ』は3月20日に正式リリースされたが、一部のストリーマーやVTuberが先んじて「先行プレイ」を行うことが許可されていた。しかしMonroe氏は3月18日に行ったスポンサード配信の途中で、配信していたサイト「Twitch」からBANを受けたという。

配信者はUbisoft側の問題と言及

共有されたMonroe氏のDiscordによると、問題の原因は自身ではなくUbisoftの側にあったと主張している。共有されたDiscord上の投稿では「Ubisoft approved my time because they read it as 7PM not 7AM(Ubisoftは私の時間を承認したが、それを午後7時ではなく午前7時と読み違えた)」と説明している。

このBANはすぐに解除されたが、Monroe氏はこの経緯について改めて言及したなかで「時間が承認されていたので、そのことをまったく知ならかった」と重ねて伝えている。現在、同氏のTwitchアカウントはBANから解除された状態となっており、配信も行われている。本人からの働きかけによって解決したという。

『アサシン クリード シャドウズ』は日本の戦国時代を舞台にしたシリーズ最新作として注目されているが、歴史的な描写をめぐる議論も起きている。特に、主人公の一人である侍・弥助(Yasuke)に関する考証の問題や、寺社への破壊行為の描写が物議を醸し首相が言及する事態にまで発展した。

認識に齟齬があった可能性もあり、公式からの特段の釈明等はないため確定したものではない一方で、上記なようなニュースが欧米までに届いているさなかでの問題だったため、ソーシャルメディアでは「火に油を注ぐ」との声が聞かれた。また、他のVTuberなどによる関連投稿が1〜8万いいねされるほど拡散された。

ちなみに、北米メディアやプレイヤーからはゲーム性が一定の評価を得ているといい、公式発表によるとSteamの同時接続が「100万を突破」したことが明らかになっていた。(購入+サブスク含む)

著者 編集部 IT/デジタル担当
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