『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ累計360万部突破 4月に橋本環奈主演でTVドラマ化

実業之日本デジタルから刊行中の人気医療ミステリー『天久鷹央の推理カルテ』について、先日公表された連続テレビドラマ化に加えて、完全新作長編の制作も決定している。
同シリーズは、現役医師で作家の知念実希人氏が執筆し、イラストレーターのいとうのいぢ氏が手がける医療ミステリー作品として、これまでに累計360万部を突破している。最新作『鏡面のエリクサー 天久鷹央の事件カルテ』は、2025年4月4日に実業之日本社文庫から刊行予定。メディアミックス展開としては現在、毎週水曜日にテレビアニメシリーズも放送中で、今旬の作品の一つ。
そしてさらに、同シリーズの連続テレビドラマ化が決定し、2025年4月22日からテレビ朝日系全国ネットで毎週火曜21時に放送開始されることが明らかになった。主人公・天久鷹央を演じるのは橋本環奈で、鷹央が部長を務める「統括診断部」に派遣された内科医・小鳥遊優役には三浦翔平が起用された。
知念氏が現役医師としての知見を活かし、実際の症例をもとに描く本作はアニメ化でも高い評価を得ているが、ドラマ版では「ドラマならではのあっと驚く展開も続々」とされている。「鷹央×小鳥遊が繰り広げる、丁々発止の凸凹名コンビぶりは必見。さらに…かつては外科医だった小鳥遊が突如、内科医を目指した理由とは一体? 謎深きバックグラウンドにも要注目です。」
TVドラマ情報第1話(4月22日放送)あらすじ・
■天久鷹央の推理カルテ
天久 鷹央(あめく・たかお)(27):橋本 環奈
小鳥遊 優(たかなし・ゆう)(35):三浦 翔平
【原作】知念 実希人 『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ(実業之日本社文庫刊)
【脚本】浜田 秀哉
【演出】木村 ひさし、田村 直己(テレビ朝日)、吉川 祐太、柏木 宏紀
【制作】 テレビ朝日、東映
【第1話(4月22日放送)あらすじ】
天医会総合病院の統括診断部に、元外科医の内科医・小鳥遊優(三浦翔平)が派遣されてきた。各科で「診断困難」と判断された患者が集められる統括診断部の部長を務めるのは、同院の院長・天久大鷲の姪で、副院長でもある天久鷹央(橋本環奈)だ。唯一無二の個性をもつ鷹央の言動は、姉である事務長・天久真鶴を除いて誰も制御できず、研修医の鴻ノ池舞も「天久鷹央劇場」と評するほど。この日も小鳥遊のことを初対面にもかかわらず「小鳥」呼ばわりし、無邪気にぞんざいな態度を取る鷹央に、小鳥遊はあ然とするが、同時にその能力に舌を巻くことになる。何を隠そう鷹央は、驚異の診断能力を誇る天才ドクターだった。
まもなく、トラック運転手・香川昌平が交通事故を起こし、救急搬送されてくる。ドーナツを食べた直後に手が震え、意識を失ったという香川。彼が口にしたのは、このところ農薬混入事件や、消費者の集団嘔吐事件が相次ぐ会社のドーナツだった。しかし、いくら検査しても体に異常は見当たらないどころか、事故車内で回収したドーナツからも毒物は検出されない。この難攻不落の病状の原因究明に、鷹央と小鳥遊が挑むが…?