「ガメラ」新作アニメ、NHKで4月6日放送開始 ネトフリ版を“6話→12話”へ再編集して展開


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「大怪獣ガメラ」の新作アニメーションとして2023年に公開された『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』について、先日のテレビ放送決定に続き、詳しい放送情報が到着。4月6日(土)よりNHK総合テレビで放送されることが明らかになった。

本作は2023年9月7日からNetflixで世界配信された「昭和・平成と、世界の怪獣ファンに愛された大怪獣ガメラの新作」と銘打つ作品。1989年の夏を舞台に、小学6年生の少年たちが、次々と現れる怪獣たちとガメラの戦いを目撃する姿を描いている。

本作では、おなじみのガメラに加え、ギャオス、ジャイガー、ジグラ、ギロン、バイラスといった歴代の人気怪獣たちが最新のCGアニメーションで描かれる。キャストには金元寿子、松岡禎丞、豊崎愛生、木村昴らが参加、監督は瀬下寛之が務める。アニメーション制作はENGIが担当している。

放送時間は毎週土曜日23時45分から、現在「チ。」が放送されている枠となる。そしてエピソード展開として、Netflix版の全6話を再構築し、全12話の新編集版としてオンエアされることも明らかになった。

また、2月28日には公式サイトにて最新ビジュアルが公開され、YouTube内の「KADOKAWA AnimeChannel」では告知PVも公開された。

youtube.com/watch?v=zji_-U3rNW0

登場する怪獣の紹介と各種ビジュアル

ガメラ
ボコたちの前に突如姿を現した巨大なカメ型の怪獣。腕を翼状に変形させ飛行することができる。また口からは火焔弾を発するなど、多彩な技を持つ。ボコたち子供を守っているかのように見えるが……。

ギャオス
ニューギニアの採掘基地で卵が発見された。孵化後、発掘に携わるユースタス財団の研究員を殺害し、群れをなしてフィリピンを経て日本へと飛来。口から発する超音波メスで攻撃対象を切り刻む。

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ギャオス

ジャイガー
インドネシアの大空洞で卵が発見され、ユースタス財団の研究対象となるものの1年以上、変化はみられなかった。ギャオス飛来直後、突如ふ化し、共食いを重ねて巨大化する。尻尾の先にある尾棘(びきょく)で相手を突き刺し、人間を捕食する。

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ジャイガー

ジグラ
南太平洋パスクア島近辺の海中で発見された卵がふ化したと考えられる怪獣。エイのようなシルエットを持ち、スーパーキャビテーションを発生させて海中を超高速で移動することができる。液状弾(えきじょうだん)を放って敵を攻撃する。

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ジグラ

ギロン
ニウエ島採掘基地で発見された卵から発生。頭部の超振動ブレードであらゆる物を切断し、地中を移動することができる。また、尾部にある電磁射出器官を使い、鱗装甲の一部を高速発射する鱗弾(うろこだん)攻撃を行う。

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ギロン

バイラス
与那国島採掘基地の地下で死骸として発見された。金色の姿で長い触手を持つ。頭頂部を展開し荷電重粒子ビームを発することができ、バリアはガメラの火焔弾にも耐える。

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バイラス

『GAMERA -Rebirth-(ガメラ リバース)』作品情報

最後の夏。友達。そして怪獣——。
1989年夏、小学6年生のボコ、ジョー、ジュンイチは、小学生最後の夏休みを迎えていた。
それぞれの心にある、将来に対する漠然とした不安。
そんな3人の前に、在日米軍司令官の息子、ブロディが現れた。3人で貯めた現金をうばっていくブロディ。
怒ったボコたちは、お金を取り返すための作戦を計画する。
その作戦を実行しようとした時、町に危機が訪れる。怪獣ギャオスが突如、東京に襲来したのだ。
ギャオスによって廃墟となった町に立ちすくむ4人。
ギャオスが彼らに狙いを定めた時、巨大な怪獣が現れる。その名はガメラ。
これが4人の「怪獣の夏」の始まりだった。
次々と現れる怪獣。傷つきながらも戦うガメラ。そして少年たちは伝説を目撃する。

ボコ:金元寿子
ジョー:松岡禎丞
ジュンイチ:豊崎愛生
ブロディ:木村昴
タザキ:宮野真守
エミコ:早見沙織

©2023 KADOKAWA/ GAMERA Rebirth Production committee

著者 編集部 アニメ情報担当