近鉄、ポケモン「ミジュマル」とコラボした伊勢志摩ライナーを運行　特急車両のフルラッピングは初の試み

近畿日本鉄道（近鉄）は22日、三重県と株式会社ポケモンと連携し、特急「伊勢志摩ライナー」の車両に「ミジュマル」をデザインしたラッピング列車「ミジュマルライナー」を2月27日から運行開始すると発表した。

車両は6両編成1本で、大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅と賢島駅を結ぶ路線で運行される。車両の外装および内装（DX車両を除く）には、三重県の応援ポケモンとして指定された「ミジュマル」と、三重県の自然が描かれたラッピングがデザインが施されている。

なお、運行開始の前日に当たる2月26日、近鉄名古屋駅から賢島駅までの無料試乗会の開催も決定。参加者は約100名を予定しており、1月22日から2月3日まで特設サイトで募集を抽選で受け付ける。また、2月27日からは三重県内の主要駅で記念乗車券（1,500円）の販売も開始する。

この取り組みは2021年12月に三重県と株式会社ポケモンが締結した包括連携協定の一環として実施。この協定は県の活性化を目的としており、観光施策や県産品振興などの分野で連携を進めている。さらに、近鉄における特急車両の全面ラッピングは今回が初めてとのこと。

■ミジュマルライナー
運行期間：２０２５年２月２７日（木）から当分の間
運行区間：大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅～賢島駅
対象車両：伊勢志摩ライナー １編成（６両）
特急「伊勢志摩ライナー」の外装・内装（DX 車両を除く）に、みえ応援ポケモン「ミジュマル」と、三重の自然あふれる景観などのイメージがデザインされています。