『魔女の宅急便』原作刊行40周年、SPY×FAMILY作者が特別版カバーを担当！原作者「元気みなぎるキキをお楽しみください」

児童文学『魔女の宅急便』（福音館書店刊）が刊行40周年を迎えることを記念して『SPY×FAMILY』の作者で知られる漫画家・遠藤達哉氏による描き下ろしカバー付き特別版の発売が決定。2月3日より福音館書店から発売となる。

1985年に刊行された『魔女の宅急便』は、13歳の魔女の少女キキが一人立ちの旅に出て成長する姿を描いた児童文学作品。角野栄子氏による本作品は、1989年のスタジオジブリによるアニメーション映画化も相まって広く知られることとなり、現在では20カ国以上で翻訳されている日本を代表する児童文学の一つとなっている。

そんな同作が2025年の今年、刊行から40周年になることを記念して、文庫版全6巻の表紙リニューアルが決定。同時に文庫版第1巻には、漫画作品『SPY×FAMILY』などで知られる漫画家の遠藤達哉さんが描き下ろした特別カバーを付けて、期間限定で発売する。

カバー書影も公開されており、遠藤氏は「イラストを描くにあたり中学生ぶりに作品を読み返したのですが、あの頃には気づけなかった優しさや温かさがたくさんたくさん詰まっていて、思わず涙が出ました。こんなに素敵で、長く愛され続けている作品に携わることができて、本当に光栄で、嬉しい限りです。」とコメント。

角野栄子氏も「この40周年記念の年に、人気の漫画家、遠藤達哉さんが文庫のカバーに絵を描いてくださいました。夜空を飛ぶキキ！ 元気みなぎるキキをお楽しみください。」とコメントしている。

同社はまた、2025年2月3日から4月30日までの期間、記念キャンペーンを実施。対象となる「魔女の宅急便シリーズ」を2冊以上購入した読者の中から抽選で150名に、角野栄子氏のサイン入り書籍や特製クリアファイルなどが贈呈される。