この冬注目の沖縄×ラブコメアニメ『沖ツラ』キャスト陣は方言に大苦戦!リアルさ追求した見どころを徹底解説
2025年1月よりTOKYO MX、BS11、沖縄テレビ、琉球放送、琉球朝日放送などで放送予定の新作アニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』について、放送開始を前にキャスト出演の特別番組が配信サービスABEMAにて行われた。番組には、大塚剛央さん(中村照秋役)、鬼頭明里さん(喜屋武飛夏役)、ファイルーズあいさん(比嘉夏菜役)が生出演し、アフレコを振り返ったり、見どころを紹介した。
沖縄を舞台にしたラブコメでの“うちなーぐち”に大塚剛央、鬼頭明里、ファイルーズあい、大苦戦!?
『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』は、東京から沖縄に転校した主人公・中村照秋と、彼が恋する沖縄の方言“うちなーぐち”が強めの同級生・喜屋武飛夏、
そして「うちなーぐち」がわからず苦悩する照秋を通訳して助けてくれる比嘉夏菜の3人を中心とした“異文化ラブコメ”作品。1月4日から各局で順次放送開始となるほか、ABEMAやdアニメストアでの先行配信も同日より始まる。
本作に出演したキャストの皆さんがまずアフレコを振り返ると、作中でメインとなってくる“うちなーぐち”に苦労したエピソード加点回。特に“うちなーぐち”が強い喜屋武飛夏を演じる鬼頭さんは「うちなーぐちを間違えないように言わなきゃプラス、ちゃんとその言葉の意味の感情を乗せなきゃっていうのが一番大変でした」と明かす。
また、照秋に飛夏の“うちなーぐち”を通訳する比嘉夏菜役のファイルーズさんは、標準語とうちなーぐちをともに使用する点に苦労したそうで「標準語に合わせて沖縄の方言がちょいちょい入ってくるから、引っ張られることもあったかな」と違いにも触れた。
その後、「どれくらい練習したんですか?」と尋ねた大塚さんに、鬼頭さんは「普段のアフレコのチェックの2、3倍はかかってたね」と回答したほか、ファイルーズさんも「意識ある時はずっとガイドの音声流してた」「アフレコ前日の夜は枕元でうちなーぐちが聞こえてきたり」と努力したポイントを伝えた。
そんな、うちなーぐちが飛び交うなか、1人標準語で話していた大塚さんも「みんなうちなーぐちの中で、標準語を喋るっていうのも大変でした。何回かつられて…」と苦労していたことを告白。続けて役作りについても語った大塚さん。「東京から来たというところで、暮らしていく中でやっぱりそこの言葉のアクセントになっていくと思うので、その辺はみんなのうちなーぐちを聞きながらやったりしてみましたね」と、照秋が現地に染まっていく様子を表現できるよう意識したことを語った。
『沖ツラ』は“ガヤ”にも注目?大塚さんが「声優って凄い」と感じた時
その後も役作りについて語っていくなかで、大塚さんが鬼頭さんの芝居に「声優ってすごい」と改めて感じたことを告白する場面も。
大塚さんは「(鬼頭さんは)どちらかと言えば現場で大きな声を出されている方ではないので、そこから元気な喜屋武さんのお芝居が出てくるのが、普段の人柄とギャップがあり、『声優ってすごい』と思いました」「ガイドの先生にアクセントを治されていた時も、『そっかもう一回お願いします』と低いトーンで言った後、すぐに喜屋武さんに切り替わるのでどこから声が出てるんだろうと(笑)」と切り替えの速さを絶賛すると、鬼頭さんも照れくさそうに「普段の喋り方と違うもんね。確かにそうかも」と返した。
さらに“推しキャラ”や、第1話の見どころなどを語っていくなか、作中の“ガヤ”も話題に。キャスト陣には、沖縄出身者も多く、
現場へ行くと「沖縄に帰ってきた?」と思うほど、沖縄感あふれる現場だったと語った3人。
また、街中などの“ガヤ”の収録について触れ「私たち東京出身は笑い声とかしかできないけど、沖縄出身の役者の皆さんが率先してマイク前に行って話してくれて…!」と語ったファイルーズさんに、大塚さんも「しっかり沖縄のガヤが出来上がってましたね」とコメント。続けて、大塚さんは「沖縄出身の皆さんなだけあってリアルなんですよね」「しっかりと沖縄の空気を感じていただけるのではないかと思います」と話し、リアルな沖縄の街を再現した“ガヤ”にも注目してほしいことを語った。
本番組は、第1話放送開始直前の1月4日25時まで無料配信中。アベマでは本編が2025年1月4日(土)から毎週土曜日夜25時よりWEB最速配信開始となる。
(C)空えぐみ・新潮社/「沖ツラ」製作委員会