年末恒例のコミケ、今回の変更点は?異例の“大晦日回避”の日程&混雑分散で企業ブースの時間延長


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年に2度の大型同人誌即売会「コミックマーケット105(C105)」が、明日12月29日(日)と30日(月)の2日間、東京ビッグサイトで開催される。ここではC105での主な変更点をおさらいしたい。

コミックマーケット、通常コミケは毎年夏冬シーズンに開催される大型イベント。アニメやゲーム系ジャンルの個人クリエイターが自作する「同人誌」の販売を主に、コスプレイヤーたちが撮影を応じるコスプレエリアや、企業が出展ブースを構える企業エリアも展開。会場となる東京ビッグサイトを全館使用する一大イベントとなっている。

企業ブースの閉場時間はコロナ禍前と同時刻に

そんなコミケだが、過去10年以上の「冬コミ」は会期に12月31日が含まれていたが、今回は30日まで。2007年より(一部開催年を除き)続いていた「大晦日コミケ」を回避したスケジュールとなった。

また、時間関係では企業ブースの閉会時刻に変更があり、1日目(12月29日)は従来の16時から17時に延長された。これにあわせて、コスプレエリアと更衣室の利用時間も1日目のみ延長され、コスプレエリアは16時30分まで、更衣室は17時30分まで利用可能に。

この変更について、準備会側はこれまで行われていた感染症対策などの制限が開放されたなかで「特に午後入場参加者がコミケット全体を楽しむ時間が限られていることへの対応や、参加者全体の会場内滞留時間が延びていることにより、閉会時間頃の駅周辺の混雑が従来より激しくなっていることを分散させること」が背景にあると説明している。なお2日目(12月30日)はこれまで通り16時閉会。

そして、今回は「会議棟1階レセプションホール」に有料休憩室が設けられる。こちらは入場料金500円を支払うと、再入室可能で休憩できるというもので、エリア内では飲食もできるとして公式が利用を推奨している。

※写真は前回開催時のようす(コミックマーケット準備会提供)

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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