USJに「ドンキーコング」テーマにした新エリアが開業！任天堂代表も過去振り返り「感慨深い」期待寄せる

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは11日に世界で初となる『ドンキーコング』をテーマにしたエリアを『スーパー・ニンテンドー・ワールド』内にオープンする。開業前日にあたる10日にはグランドオープン前夜祭が行われ、セレモニーで新エリア誕生を祝った。

人気エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の拡張エリアとして、展開される「ドンキーコング・カントリー」では、新アトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」と登場したジャングルの奥地に建つ建造物を再現する「黄金のしんでん」がオープンする。

セレモニーには任天堂の宮本茂フェロー、人気女優の福原遥、USJ側の重役が出席し、新エリアが披露された。緑豊かなジャングルをモチーフにしたこのエリアは夜になるとカラフルな照明演出が行われるという。

出席した宮本フェローは1981年のゲームセンターゲームから始まった「ドンキーコング」の歴史に触れ、「青空に映える黄金のしんでん」や「トロッココースター」など、家族で楽しめるアトラクションへの期待を語った。

《コメント要旨》明日、いよいよ『ドンキーコング・カントリー』がオープンします。1981年にゲームセンターのゲームから始まった「ドンキーコング」の世界が、ついにユニバーサル・スタジオ・ジャパンで現実のものとなり本当に感慨深いです。青空に映える「黄金のしんでん」は、夜の眺めも魅力的です。ゲームを遊んだ方ならご存知のトロッコのコースターやドンキーコングとの記念撮影など、どれもお子さんと一緒に、家族みんなで楽しめるものになっています。音楽のビートの中に、動物たちの声が聞こえる“本物のジャングル”をぜひ体験してください。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのみなさんと、ユニバーサル・クリエイティブのみなさんとの素晴らしいパートナーシップに、心から感謝いたします。

そして福原遥さんは、新エリアでの体験について「足を踏み入れた瞬間から、圧倒的なクオリティに超感動しました！」と興奮気味に語り、ドンキーコングとの記念撮影や、リズミカルなアトラクション『ランビのジャングルコンガ』などを高く評価。「超元気になっていく感覚にワクワクが止まりませんでした！日本にまたひとつ、世界に誇れる場所が誕生したことが、とても嬉しいです！」と太鼓版を押した。

ユニバーサル・ディスティネーション＆エクスペリエンスのマーク・ウッドベリーCEOは、『スーパー・ニンテンドー・ワールド』の世界展開に自信を見せ、USJのJ.L.ボニエ社長は、新エリアにより敷地面積が約1.7倍に拡大し、体験価値も倍増すると説明した。

今回の新エリアが入る『スーパー・ニンテンドー・ワールド』は2025年5月にはオーランドで開業するUniversal Epic Universeでも展開されることが決定、その後もシンガポールでオープンを予定しており、世界各地での展開が行われている。