旅好き編集長推し…マレーシアに来たらマック&ケンタに行ってみて!日本に無い“ご飯セット”が食べられます

マレーシア旅行の楽しみといえば、色鮮やかなローカルフードやおしゃれなカフェ巡り、ショッピングなど盛りだくさん。でも実は親しみのある意外な場所に、マレーシアならではのマストトライなフードがあるんです。
それは、なんと世界中でおなじみの「マクドナルド」と「ケンタッキーフライドチキン」!
「え、海外に来てまでマックとケンタ?」なんて思うことなかれ。マレーシアのファーストフード店は、日本にはない限定メニューがあるんです。今回は、現地に訪れた旅好き編集長がみなさんに試してほしい、日本ではあり得ない「ご飯セット」をご紹介します!
【マクドナルド】国民的フライドチキン「Ayam Goreng McD」が美味しい!
マレーシアのマクドナルドに入ると、日本と同じようにキオスク端末があり、店員さんと喋らずに注文することができます。そこでメニューをみてみると、結構な数のフライドチキン×ご飯をセットがあるんです。
それが、マレーシア限定の看板メニューの「Ayam Goreng McD(アヤムゴレン・マックディー)」です。「Ayam Goreng」とは、マレー語やインドネシア語で「フライドチキン」のこと。
日本のジューシーなチキンとは少し違って、衣がカリッカリでクリスピーなのが特徴です。味は「レギュラー」と「スパイシー」の2種類から選べますが、スパイシーは結構しっかり辛いです。
これだけならただのシャカシャカチキンですが、Ayam Gorengはこのフライドチキンに、「ご飯」がセットでついてくるんです!
最初は「え、チキンと白米?」って思うかもしれませんが、これが不思議と合うんです。チキンの塩気と旨味で、ご飯がどんどん進んじゃいます。セットにはカレーも感じるチリソースも付いてくるのでまぜてみても◎。
価格はお好きなソフトドリンクがついたコンボで約12〜15リンギット、日本円で400円くらい。マクドナルドですので、クアラルンプール国際空港やクアラルンプールの中心駅「KLセントラル」など至る所にあります。実は空港内は制限エリア内にもあるので「乗り継ぐだけだけどマレーシアを感じたい」って方にもオススメですよ!
朝マックには「お粥」も!
さらに、朝の時間帯には「Bubur Ayam McD(ブブールアヤム・マックディー)」という鶏肉のお粥も定番メニュー。とても優しい味付けで、旅行で胃が疲れた朝にもピッタリです♪
【ケンタッキー】国民食「ナシレマ」が食べられる!
マクドナルドにご飯セットがあるなら、もちろんケンタッキーにも!マレーシアのケンタッキー(通称KFC)で絶対に食べてほしいのが、「Nasi Lemak KFC(ナシレマ・ケンタッキー)」。
「ナシレマ」とは、ココナッツミルクで炊いたご飯に、甘辛いサンバルソース、ピーナッツ、小魚のフライなどを添え、チキンなど好きなおかずをトッピングできるマレーシアの国民食。それを、なんとKFCがオリジナルメニューとして提供しているんです!
ココナッツの甘い香りがするご飯に、KFC自慢のオリジナルチキン、そして本格的なサンバルソースが添えられています。
そしてなんと言ってもチキンが美味しい。これは実はインド、タイなどのアジア共通で言えるのですが、ジューシー感が日本とは全然違います。ご飯は要らないよ!って方もチキンだけでもご賞味ください。お値段は先ほどのマクドナルドと同じく、2ピースで17リンギット。日本のようにやや高めなイメージはありません。
なんでご飯セットが定番なの?
多民族国家のマレーシアではイスラム教徒が多く、豚肉を食べない人が多いため、鶏肉が食生活の中心です。そして、日本と同じくお米が主食。だから、国民に愛されるファストフードであるマックやKFCでも、「チキン&ライス」という組み合わせが定番メニューとして深く根付いているんです。
ローカルフードを巡るのが旅の醍醐味ですが、現地の日常に溶け込んだファストフードを体験するのも、また一つ旅の楽しみ。マレーシアを訪れた際には、ぜひマクドナルドとケンタッキーに立ち寄って、試してみてくださいね!