ミスタードーナツ、今度の新商品は「汁そば」を台湾料理風にアレンジ　人気芸人も試食で太鼓判

9月26日、ミスタードーナツは「ミスタードーナツ 台湾ゴハン祭り」と銘打ち、新商品6種を10月2日より発売することを発表した。今回の新商品は台湾の郷土料理や定番料理をイメージしたもので、飲茶、ピザッタ、パイの3つのカテゴリーで展開される。発表会にはお笑い芸人のぺこぱが登場し、実際に新商品を試食する場面も見られた。

ミスタードーナツは2017年より、「みんなのおなかにぴったりおいしい！」をコンセプトに、「ミスドゴハン」という新しいメニュー展開を開始。朝食やブランチ、ランチタイムといった様々なシーンで楽しめるメニューを提案している。今回の「台湾ゴハン祭り」もその一環であり、台湾の食文化を取り入れた新たな取り組みとなっている。

台湾料理にインスパイアされた新メニュー

飲茶カテゴリでは、「台湾風ルーロー麺」「台湾風豆乳野菜麺」「台湾風鶏サンラータン麺」の3種が登場。「ルーロー麺」は台湾の定番料理である魯肉飯をベースに、豚挽き肉を濃口醤油でじっくり煮込んだもの。「豆乳野菜麺」は、台湾の朝食でおなじみの鹹豆漿をイメージしたスープが特徴的で、「台湾風鶏サンラータン麺」では、酸辣湯をベースに黒胡椒とラー油を効かせたピリ辛スープが楽しめる。

発表会には、人気お笑いコンビぺこぱのシュウペイと松陰寺太勇が登壇。実際に商品を試食し、それぞれの感想を述べた。松陰寺は「ルーロー麺」と「サンラータン麺」を実食したところ、「特にサンラータン麺が絶品」と評価。一方、シュウペイは「豆乳野菜麺」を試食し、スパイシーさが聞きつつも豆乳ならではのまろやかさが魅力的だと高く評価した。

新登場のピザッタとパイにも注目

今回の新商品には、ピザッタとパイのカテゴリーも追加されている。「ピザッタ 台湾風ルーロー」は、もちもちの四角い生地に魯肉飯風の具材をトッピングした一品。また、パイカテゴリーでは、台湾の軽食である胡椒餅をイメージした「台湾胡椒餅風パイ」や、黒ごまあんを使った「台湾ごま団子風パイ」が登場。どちらも台湾の食文化を感じさせるという。

試食後のトークコーナーでは、ぺこぱの二人が台湾に関連したエピソードを披露。それぞれ台湾へ訪れたことはないとしつつも、日本国内では西表島に行ったことがあるといい、「台湾に近い」と感じたことあるとコメント。実際に今回の試食を通じて「『ちょっと行ったことがある』くらい言っていいよね」と商品のクオリティの高さをアピールした。

会見の終盤には、ミスタードーナツにちなんだクイズコーナーも展開。台湾やミスタードーナツに関する問題が出題され、ぺこぱの二人が挑戦。特に、ミスタードーナツ日本1号店に関する問題では、松陰寺が真剣に答えを予測し「オープン1時間で売れたドーナツは1,800個」と回答。しかし正解はこれを大きく上回る「4,000個」であることが伝えられると、驚きを見せていた。

最後に、ぺこぱの二人は今回の新商品に対する期待感を語り、松陰寺は「ミスドは劇場の近くでよく利用していた思い出の場所」と懐かしさを滲ませながらコメント。一方、シュウペイは「台湾に行ったような気分になれる」と、新商品の魅力を強調した。（文・取材：オタメシ編集部）