Apple発表会引用に1時間耐久…何もかも異色なアニメ『しかのこ』放送前からバズ連発、アニメファンの心鷲掴み


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7月7日(日)よりTOKYO MXほかにて放送が始まる新作夏アニメ『しかのこのこのここしたんたん』について、公式SNSなどでは放送前にもかかわらず異様ともいえる盛り上がりを見せており、注目されている。

本作はイラストレーター・おしおしお氏により講談社「マガジンポケット」で連載されているマンガを原作とするアニメ作品。都立高校の女子高生、虎視虎子(こしたん)と、「ツノ」の生えた少女・鹿乃子のこ(のこたん)を中心に描かれる新感覚美少女ギャグアニメとして、『SPY×FAMILY』などを手掛けるWIT STUDIOがアニメーション制作を担当。監督は『干物妹!うまるちゃん』や『おにぱん!』などの太田雅彦が務める。

そんな本作、アニメ放送開始まで一ヶ月に迫るにあたり、公式SNSは早くも活発に投稿を行っている。5月26日に公開した最新PV映像は「『ガール・ミーツ・シカ 』アニメ開幕」と銘打ち、YouTubeでの再生数は2週間でのべ180万回を超える。

原作人気…だけじゃない!放送前からファンの心鷲掴み

ここまではごく普通のアニメ作品として、高い原作人気が伺える出来事であるが、活動はこれに留まらず、Xでは「2万いいね」を超えるようなバズを連発している。たとえば6月13日の公式アカウント(@Shikanoko_PR)では、日本時間の11日深夜に配信されたアップルの開発者会議「WWDC」発表イベントのスクリーンショットを投稿。

スクショはアップルが発表したAI技術により作成された絵文字が並べられているもので、多数の絵文字の一端に「ニッコリマークと鹿の角」が融合したものが含まれていた。極めて小さく一瞬のみ写っていなかったものの、公式が「Oh Deer……」としてXで投稿したことで、2万いいねを獲得。引用や返信では多数のミーム画像や英語の投稿が寄せられるなど、海外アニメファンの心をつかんでいる。

さらに翌14日には、最新PVと同時に公開されていたオープニング主題歌のイントロを1時間垂れ流す耐久動画が300万再生を突破したことを報告。主題歌「シカ色デイズ」は本作キャラクターのシカ部部員4人が歌っており、そのコミカルかつ頭から離れないメロディに釘付けになるファンが続出。これを見た非原作ファンも「なんだこれは…」として、はやくも『しかのこ』ワールドが拡大している。

一人の少女が一人のシカ(?)に出会うガール・ミーツ・シカ(?)物語『しかのこのこのここしたんたん』は7月7日(日)より放送開始。

『しかのこのこのここしたんたん』作品情報

都立日野南高校に通う女子高生、虎視虎子。
ある日の登校中、彼女は顔に冷たいものが当たるのを感じた。
ふと上を見ると、そこには鼻水をたらし、ツノが電線に引っかかって身動きが取れなくなっている女の子が――!?
うっかり変な『ツノ』の生えた少女・鹿乃子のこを助けたことで、優等生(の皮を被った)虎視虎子の人生がかき乱されていく……
一人の少女(元ヤン)が一人のシカ(?)に出会う
ガール・ミーツ・シカ物語開幕!!

原作:おしおしお「しかのこのこのここしたんたん」(講談社「マガジンポケット」連載)
監督:太田雅彦
シリーズ構成・脚本:あおしまたかし
キャラクターデザイン:辻村歩
アニメーション制作:WIT STUDIO
製作:日野南高校シカ部
放送:7月7日より毎週日曜23:30からTOKYO MX / BS日テレにて放送開始

©おしおしお・講談社/日野南高校シカ部

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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