『無職転生Ⅱ』最新話、ヒット曲をカバーで届けた“特別エンディング”展開「エモい」「鳥肌がヤバい」驚きの声


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毎週日曜日24時よりTOKYO MX、BS-11ほかにて放送中の新作TVアニメ『無職転生Ⅱ』第2クールについて、先日4月21日(日)に第十五話「遥か」が放送。同エピソードにて特別エンディングテーマとして、ナナホシ役の声優・若山詩音さんがロックバンド・アンダーグラフの大ヒット曲「ツバサ」がカバーされた。

終盤に繰り広げられた特別な演出に、ファンや視聴者からは「EDがツバサで鳥肌がヤバイ」「まさかツバサが来るとは」「エモい」「ナナホシの歌声で聴くとグッとくる」「ナナホシの境遇考えるとツバサはくるものがある」など、驚きや称賛の声が相次いだ。

そんな注目を集めたカバーソングがこの度、本日より各音楽配信サービスでの配信がスタート。さらに、楽曲を歌唱したナナホシ役の若山詩音さんより、カバーに際しての想いを寄せたコメントも到着している。

なお、第十五話「遥か」の本編では、ルーデウスの前世と同じ世界から“転移”されたナナホシを中心としたストーリーが展開。ルーデウスとは違い、歳もとらず、姿・形が一切変わることがないナナホシ。絶対に元の世界に戻るという強い決意で長く続けていた研究が上手く運ばず、心身ともに絶望の淵に立たされるも、ルーデウスら学友たちの協力により研究の糸口を見つけ、再起する姿が描かれた。

ナナホシ/サイレント・セブンスター役 若山詩音さん コメント

――第十五話のナナホシを演じるにあたり、どんなことを感じ、考えましたか?

ナナホシが元の世界に帰るために一生懸命なのは分かっていましたが、15話を通して初めて、進めたくてもなかなか研究が進まない、どうしようもないもどかしさを感じて想像以上に苦しんでいたのだな、と感じました。
私にも、もちろんこれを見てくださっている皆様にも、何もかもうまくいかずすべてに八つ当たりしたくなる時があると思いますが、ナナホシはあんな平気そうな顔をして、ずっとずっとそれを抱え込んでいたのかと思うと、どれほどの苦痛だろうか…、と思います。
そういったナナホシの苦労、苦痛を考えながら、どうしようもないもどかしさを抱えて、収録に望ませていただきました。

――特別EDテーマ「ツバサ」を歌唱したことについてはいかがでしたか?

「ツバサ」は、私も子供の頃よく聴いた、大好きな曲です。そんな「ツバサ」をナナホシとして歌唱させていただけることが、本当に本当に嬉しかったです。
ナナホシは以前から「ツバサ」を口ずさんでいることがあり、私の中でこの曲は「ナナホシと元の世界をつなぐもの」だな、と感じていたので、元の世界を恋い焦がれる気持ちや、今の自分の状況への嘆きなど、たくさんの思いを乗せて歌わせていただきました。

――「無職転生Ⅱ」ファン・視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

『無職転生』、そして『無職転生Ⅱ』を愛してくださって本当に本当にありがとうございます。最初は謎多き少女だった「サイレント・セブンスター」も、少しずつ色んな面を持つ普通の女の子「ナナホシシズカ」になっていき、私はナナホシが愛おしくて仕方ありません…。
今後ともどうか、「無職転生Ⅱ」と共にナナホシを愛していただけたら嬉しいです…!

『無職転生Ⅱ』作品情報

『無職転生』は2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載を開始した理不尽な孫の手によるライトノベル作品として、これまでにシリーズ累計発行部数1485万部(紙+電子)を数える人気コンテンツ。2021年にはTVアニメが連続2クールにて放送され、主人公・ルーデウスの成長のドラマと冒険、スケールの大きな世界観、ハイクオリティなアニメーションは大きな話題を呼んだ。続編となるTVアニメ第2期が昨年7月より放送されると、1期最終回でふさぎ込んだルーデウスの再起のドラマが描かれ、中盤からの「ラノア魔法大学編」では、ルーデウスが、本名や素性を隠す幼馴染・シルフィと再会。2人の視聴者をやきもきさせる描写や、大学での多彩なキャラクターたちのさまざまなドラマや事件が展開し、話数が進むごとにファン・視聴者から高い支持を受けている。

【原作】理不尽な孫の手(MFブックス/KADOKAWA刊)
【放送】4月7日(日)放送開始

©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生Ⅱ」製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当