『葬送のフリーレン』フェルン&シュタルク役が挙げた共通の“名シーン”に「これは外せない」納得の声
3月24日(日)に東京ビッグサイトにて開催された「AnimeJapan 2024にて、先日3月22日(金)にテレビ放送の最終回を迎えたアニメ『葬送のフリーレン』のスペシャルステージイベントが開催された。
ステージには種崎敦美(フリーレン役)さん、小林千晃(シュタルク役)さん、市ノ瀬加那(フェルン役)さん、岡本信彦(ヒンメル役)さんらメインキャストが登壇。一昨日オンエアされたばかりの最終話に思いを馳せつつ、企画コーナー「自分のキャラの名シーンを推す魔法」では、本作で特に印象に残った名シーン上位3つをキャストそれぞれが選び、振り返りトークが展開された。
「これは外せない」主要キャストが名シーンの魅力力説
「ミミックに食べられ“縦ロール”になったフリーレン」の愛おしさを種崎さんが力説するなど多数の名シーンが紹介されていくなか、準主人公ともいえるフェルンとシュタルク、それぞれを演じたキャスト2名からは同じシーンがランクインし、観客や配信の視聴者からは多くの納得する声が寄せられた。
そのシーンとは、フェルンとシュタルクが可憐に舞った社交会の一幕。昨年12月放送の第15話「厄介事の匂い」にて描かれた場面で、礼儀作法を身に着け臨んだシュタルクが慣れないながらもフェルンの手を引き「せっかくだから踊ろう」とエスコート。無事社交会をトラブルなく終えた2人とダンスシーンの作画の忠実さに、オンエア当時のSNSでは「もう結婚しろ」と盛り上がり、尊さが遺憾なく発揮されていた。
市ノ瀬さんは「スタッフ陣の本気を感じた」「美しすぎて何度も何度も見返したシーン」と太鼓判を押し、このシーンを1位に選出。小林さんも3位に選んだ上で「(ダンスシーンは)ほぼ台詞を入れていないがゆえに、音楽や絵の大切さを感じさせた」などと、キャストとしても印象に残ったと明かした。
また、小林さんはその後も「これは外せない」名シーンがあったと続け、第12話で描かれたシュタルクの誕生日、ハンバーグを食べたシーンを第1位に選び「幼少期からの苦い思い出やつらい過去も(これを機に)ちょっとは前向きになったのかな」と回想。さらに同シーンでも登場し、シュタルクの兄を演じた江口拓也(シュトルツ役)さんとは「兄貴くらい大変お世話になっています」とアフレコエピソードも織り交ぜつつ語った。
ファンの皆さんが思う“名シーン”は?日テレ系でダイジェスト特番が放送予定
半年間にわたり放送され、多数の名シーンが繰り広げられた『葬送のフリーレン』。本編のオンエアは終了しているものの、3月29日(金)23時15分から日本テレビ系列にて「フラアニ特別編 葬送のフリーレン大感謝祭~人の心を知る軌跡」と題した特別番組の放送が決定。ファンから募っていたアンケートをもとに、特に振り返りたい“名シーン”を30分に凝縮したダイジェスト番組になっているといい、前記シーンなどと合わせてチェックしてほしい。
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会