800万部超え「わた婚」作者が贈る新作小説『人魚のあわ恋』発売…初心に還り“和風恋愛ファンタジー”描く


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顎木あくみ氏による新作小説『人魚のあわ恋』が文藝春秋より2月6日(火)に刊行。

顎木氏の前作『わたしの幸せな結婚』は、コミカライズ、Netflixアニメ、豪華キャスティングによる実写映画化などで話題となり、シリーズ累計800万部を記録。そんな同氏が贈る新作『人魚のあわ恋』は、帝都を舞台にした和風恋愛ファンタジーとなる。

人魚のあわ恋 (文春文庫)

人魚のあわ恋 (文春文庫)

顎木 あくみ
800円(11/21 19:42時点)
発売日: 2024/02/06
※プロモーションを含みます

顎木氏は発売に際し“あとがき”にて「お話をいただいてから企画を提出するまで――実に一年ほどの期間、自分なりに考えてみて肝心なことに気づきました。 初心にかえる。これです。」と本作への思いを語りつつ、作品ができるまでの過程や思いが紹介されていた。

さらに、本発売をもってコミカライズが行われることが決定。漫画版の作画は、小学館やスターツ出版の人気漫画家・タムラ圭氏が担当する予定で、2024年中の連載開始を予定している。

顎木あくみさんが語る、本作ができるまで(「あとがき」より)

今回のお話をいただいてから企画を提出するまで――実に一年ほどの期間、自分なりに考えてみて肝心なことに気づきました。
初心にかえる。これです。
私の好きなもの、好きなことはなんだったか、どんな気持ちで小説を書き始めたのだったか。忙しくしているうちに、いつしかすっかり忘れていました。
――ああ、そうだ。和風が好きだ。不思議なものも好きだし、おどろおどろしいものも好きだ。そういう好きなものを、さらに自分好みに表現したくて小説を書き始めたのだった。
であれば、和風で、伝奇っぽくて、ちょっと不気味……だけど美しい、そんな物語を書こう。そう思い立ちました。
人魚や八百比丘尼といった題材は、私がもともと『不老不死』というモチーフが好きなのと、今回のイメージにぴったりなので採用しました。いいですよね、ほのかに血腥さがあるところとか。怪奇的であり、神秘的でもあるところとか。
また、企画を練るうちに西洋の人魚姫の儚い恋のイメージも加わって、よい雰囲気が作り出せたのではないでしょうか。

『人魚のあわ恋』作品情報

「わたしの幸せな結婚」シリーズ累計800万部
顎木あくみの帝都を舞台にした新シリーズ始動!

夜鶴女学院に通う天水朝名16歳。
手首に浮かんだ痣のために家族から虐げられていた。女生徒たちが新しく赴任する美男子の国語教師・時雨咲弥の話題に花を咲かせる中でも、ひとり距離を置く。
そんな朝名に思いがけない縁談が舞い込む。薬問屋を営む天水家に好都合な話で……。

帝都を舞台に新たな和風恋愛ファンタジーが始まる!

人魚のあわ恋』
著者:顎木あくみ
判型:文庫判
発売日:2024年2月6日
定価:803円(税込)

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。