同一作家のラノベ3作品「キミ戦」「神飢え」「なぜ僕」が一斉に2024年アニメ放送 夢のコラボ実現で「こんな日が来るなんて……!」


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2024年にライトノベル作家・細音啓著作の3作品「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 SeasonⅡ」「神は遊戯に飢えている。」「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」がアニメ化されることを記念して、2007年の細音啓先生のデビュー日である1月20日(土)に3作品のコラボレーションが発表された。

今回の《2024細音啓3作品アニメ化記念 「キミ戦」×「神飢え」×「なぜ僕」スペシャルコラボレーション]では「キミ戦」の“氷禍の魔女”と称される皇庁第2王女で最強戦力の【アリスリーゼ】と、「神飢え」の3000年の眠りから目覚めた“元・神様”【レーシェ】、「なぜ僕」の“上書き”された世界で“墓所”に囚われていた少女【リンネ】の、3作品のヒロインによるクロスオーバー・コラボビジュアルを新規制作し、SNSでのプレミア賞品プレゼント付きキャンペーン施策などを企画している。

本年・2024年にアニメ化される細音啓先生の作品は、「キミ戦」、「神飢え」、「なぜ僕」の3作品。
細音啓はこのコラボレーション発表に際してコメントを寄せており「こんな日が来るなんて……!」と感嘆しつつ「ご存じの方もいらっしゃると思いますが、細音の歴代シリーズはすべて一つの大きな世界観で繋がっています。それがアニメの「中」と「外」とである意味実現することが本当に嬉しいですし、今こうして物語を応援してくださる全ての方に心からの感謝を!」と述べた。

細音啓…第18回ファンタジア長編小説大賞にて『黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで』で受賞し、同作でデビュー。2017年より『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(ファンタジア文庫)、『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』(MF文庫J)、2021年より『神は遊戯に飢えている。』(MF文庫J)の連載をスタート。2024年、上記3作品のアニメ化が決定している。

「キミ戦」「神飢え」「なぜ僕」作品情報

TVアニメ「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 SeasonⅡ」2024年放送予定

「キミ戦」は、抗戦下にある帝国と皇庁において、それぞれの国の最高戦力である帝国のイスカと皇庁の第2王女・アリスリーゼが、お互いに惹かれる想いを心のどこかで抱きつつも、互いの目指す世界平和を実現するために戦場でぶつかり合う王道ファンタジー。2017年よりファンタジア文庫より刊行され、現在は15巻まで発売中。2020年10月にアニメ化され、海外でも高い評価を獲得。2024年に待望の“SeasonⅡ”を予定しており、ついに帝国軍が皇庁へ進軍する。

TVアニメ「神は遊戯に飢えている。」2024年4月放送予定

細音啓先生の最新作である「神飢え」は、暇を持て余した至高の神々が作った究極の頭脳ゲーム”神々の遊び”に挑む天才ゲーム少年・フェイと、永き眠りより目覚めた元神様の少女・レーシェと仲間たちによる、人類VS神々の至高のファンタジー頭脳戦。2020年にカクヨムにて連載がスタートし、2021年よりMF文庫Jにて7巻まで発行。コミックはMFコミックス アライブシリーズより2巻まで発売中。待望のアニメ化は、2024年4月より放送・配信予定。

TVアニメ「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」2024年放送予定

「なぜ僕」は、“上書き”された世界で、世界から忘れられた少年・カイが、神秘の少女・リンネと出会い、書き換えられた運命を打ち破ることを決意。英雄の力を手に“真の世界を取り戻す”ファンタジー超大作。2017年よりMF文庫Jにて9巻まで発行。コミックはMFコミックス アライブシリーズより10巻まで発売中。2024年放送予定。

©細音啓・猫鍋蒼/KADOKAWA/キミ戦2製作委員会©2024 細音啓,智瀬といろ/KADOKAWA/神飢え製作委員会©2024 細音啓/KADOKAWA/なぜ僕製作委員会

市井

著者 市井
オタク総研 媒体統括。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス