現地レポ:“きらら”への思いに意外な共通点も?キャスト陣が集結した秋アニメ『星屑テレパス』先行上映イベント
10月9日よりTOKYO MXほかでの放送・配信が始まる新作アニメ『星屑テレパス』について、10月3日(火)に新宿バルト9にてキャストと監督が登壇した舞台挨拶付き先行上映イベントが開催された。
イベントでは放送に先駆けて本作の1話と2話を催促でスクリーンにて上映されたほか、放映前には舞台挨拶として小ノ星海果役・船戸ゆり絵さん、明内ユウ役・深川芹亜さん、宝木遥乃役・永牟田萌さん、雷門瞬役・青木志貴さんのキャスト4名に加え、監督・かおり さんが登壇。司会に呼び込まれ5人がステージに登壇すると、早速和気あいあいとしたやり取りが展開。
和気あいあいとした”仲の良さ”
初めにメインキャストから自身が演じるキャラクターの紹介が語られていた中、青木さんからは自分たち4人がそれぞれのキャラクターの性格や内面に近いことが言及されると、イベントとして初出演となったかおり監督からは”青木さんが他の3人のツッコミ役に回る”というアフレコ時を思い出し「ほぼ瞬なんよ」と笑いを誘った。
そして、これらの掛け合いを見て「とても仲が良いんですね」との感想が司会から発せされると、船戸さんが本作の収録では事前に顔合わせとして”プレアフレコ”が実施されたことが明かされ、4人の親睦が深まったことが印象的だったと深川さん。続いて、これから放映・放送予定の1話~2話について見どころに関する話題へ。
はじめにマイクを渡された青木さんは当該話数では瞬がまだ登場しておらず「出ないんでんね…お渡しします」と一笑いが起きた後、作品のメインキャラクターを初めて演じるという永牟田さんは「個人的に好きなシーンがあります」とキャラへの思いが相まって”ネタバレ”しかけてしまう一幕も。
続く深川さんは自身が演じる明内ユウが喋る”宇宙語”に注目してほしい、流行語目指してます!と元気よくアピールしたほか、かおり監督は本上映会が400人規模の大スクリーンだったことから映像の綺麗さを言及していた。
きららトークにも花咲かす
そして、本作が“青春ロケットストーリー”とのキャッチコピーのもと展開されていることにちなみ、学生時代に夢中になっていた・打ち込んでいたことを尋ねられると、船戸さんは地獄の合宿が待っていた「チアリーディング部」を、深川さんは芸術系の高校だったことから「作品制作」を、永牟田さんは自身が苦手だった「他人とのコミュニケーション」を、青木さんは中学の頃に親に怒られながらハマった「オンラインゲーム」をそれぞれ挙げた。
また、本作の原作『星屑テレパス』が連載されている4コマ漫画誌「まんがタイムきらら」シリーズが今年でちょうど20年の節目を迎えることについての話題に移ると、5人からは思い思いのきららトークが炸裂。特に船戸さんと青木さんは境遇こそ違うものの、当時『けいおん!』にハマっていたという共通点があることが明かされたほか、永牟田さんは親の寝静まった深夜に小音量で『がっこうぐらし』を観たことがあるといい、当時はストーリーに驚いていたことを明かすと”きららファン”が大勢いる会場から頷きの声が。
さらに、原作15周年・アニメ化10周年と”W周年”となった三上小又氏著の『ゆゆ式』については、かおり監督が大ファンであったことに加え、深川さんが初めて買ったDVD(OVA)でもあったとここでも共通点が見つかり多いに盛り上がっていた。
作品の魅力からきららへの思いまで熱く語られた舞台挨拶は早くも締めに入り、最後に5人からこれから観る”ガチ勢”(来場者)や今後TVやネットで観る方に向け感謝の言葉が届けられた。
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アニメ『星屑テレパス』作品情報
人とのコミュニケーションが苦手な女子高生の小ノ星海果は
自称宇宙人の明内ユウと出会い、なんと宇宙を目指す約束をする。
そして副学級委員長の宝木遥乃や不登校気味の雷門瞬たちとの出会いの中でロケットを作ることになり──
女子高生たちがロケットを作って宇宙を目指す”青春ロケット”ストーリー!
【原作】大熊らすこ(「まんがタイムきらら」連載芳文社刊)
【キャスト】小ノ星海果:船戸ゆり絵/明内ユウ:深川芹亜/宝木遥乃:永牟田萌/雷門瞬:青木志貴/笑原先生:高森奈津美/小ノ星穂波:羊宮妃那
【アニメーション制作】Studio五組
【放送】10月9日(月)よりTOKYO MX・BS11ほかにて毎週月曜日21時〜放送
【配信】FODにて独占先行配信
©大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会