ソニーGの海外アニメ配信サービス「Crunchyroll」会員数が1,200万人突破 『鬼滅の刃』独占配信が牽引


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ソニーグループは自社の2024年3月期第1四半期の決算を公表し、米国のグループ子会社「Crunchyroll, LLC」に関する業績への言及が発表会にてなされた。

同日行われた決算説明会によると、Crunchyroll社が手掛ける北米圏向けアニメストリーミングサービス「Crunchyroll(クランチロール)」の有料会員数が7月に1,200万人を突破したことが明らかとなった。2年前にあたる2021年夏時点では500万人、本年3月には1,070万人を突破するなど急速な成長を遂げており、直近の130万人増加の理由として「4⽉に開始した『テレビアニメ「⻤滅の刃」⼑鍛冶の⾥編』の独占配信が牽引した」としている。

以前の決算説明会ではCrunchyrollが買収に伴う償却費を含めても利益貢献をしているとしつつ「収益性を伴うさらなる事業成長を期待している」との見解も示していた。今回はその他IPの展開も好調とした上で「アニメを軸にした多面的な事業拡大が着実に進んでいる」とコメントした。

オタク総研編集部

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