『推しの子』第3期目前!声優陣が熱弁する「ココを推せ」ポイントとは…制作現場も披露
動画配信サービスのABEMAは4日が「いい推しの日」であることにちなみ、第3期の放送が間近に迫ったアニメ『【推しの子】』Dayを開催。同日夜8時からは特別番組「深掘れ☆ワンチャン!~TVアニメ【推しの子】第3期新情報を深掘れ~」が放送され、アクア役・大塚剛央、ルビー役・伊駒ゆりえが出演した。
番組では2026年1月より放送の第3期の第1弾PVや主題歌情報などが解禁されたほか、アニメ制作現場への潜入レポートも放送された。
「第3期はここを推せ!」キャストが語る“注目ポイント”とは?
なかでも来年1月に放送が迫った本作第3期にまつわる企画として、「【推しの子】第3期はここを推せ!」と題し、大塚と伊駒から“注目ポイント”が紹介された。
大塚は「アクアとしては復讐が一段落して、そこからの人間関係──特に女性関係にどう向き合うかに注目です」と語り、伊駒は「『深掘れ☆ワンチャン!』のレポーターとして、またハイテンションなルビーを見られると思うのですが、“やっぱり何かがあるんだろうな” “何かがいるんだろうな”ってところに注目していただけたらと思います」「いろんなものを見てきたルビーちゃんがどうなるのか、その変化にも注目です」とコメント。
そして第3期では、アクアとルビーがバラエティ番組で共演するということで、大塚は「アクアもルビーのタレント業、バラエティ番組でどういうふうに立ち回っているのか、その辺りも注目していただきたいですね」と“芸能人”としての2人の描写にも期待を寄せた。
伊駒ゆりえが『【推しの子】』制作中の“動画工房”に潜入!制作現場の繊細さが明らかに
また、番組ではレポートコーナーとしてルビー役・伊駒ゆりえが本作の制作会社「動画工房」を訪ね、アニメ制作の裏側を体感した。

作画、色彩設計、撮影など各セクションを巡るなか「1枚1枚、コマ送りで動きを確かめながら描いている」「ドット単位で色を調整している」という制作陣の説明に、伊駒は「繊細すぎません!?」「一枚の絵がだんだん映像になっていくところを、やっと自分の目で確かめることができました」と感激。「本当に、皆さんの力あってこそのアニメですね……」と力強く語った伊駒に、スタジオのアクア役・大塚剛央も「写ってないけどもっといろんな作業があるわけですから」「あの作業を経てこれが作られている。本当に感謝ですね」と制作陣への敬意を口にした。
あわせて、平牧大輔監督にも直撃インタビューも敢行され、「第1弾PVはどんな映像に?」と問われると監督は「今までの変化と“戻っていく感覚”の両方が感じられるPVになっていると思います」と語り、キャラクターたちの過去と今が込められていることを示唆した。
その後、メインビジュアルと、アクア・ルビー・有馬かな・黒川あかね・MEMちょ・アイの6人の新キャラクタービジュアルが解禁に。これには「雑誌の表紙みたいでかっこいい!」「この1枚の絵にも情報がすごく詰まってる!」と一同目を輝かせた。
ED主題歌はなとり「セレナーデ」に決定、アーティストインタビューも
あわせて番組では、本作のエンディング主題歌がシンガーソングライター・なとりが書き下ろした「セレナーデ」に決定したことを発表。
オファーを受けた際の心境について、なとりは「アニメも原作もずっと追っていた作品で歴代の主題歌が本当に好きなので、この中に一つ歴史を刻めるというのはとてもありがたく、光栄です」とコメント。楽曲のテーマについては「『【推しの子】』は、芸能、エンターテイメントを新しい視点で覗いて生まれたものだと思っていて。この世界にお邪魔させていただいているアーティストだからこそ感じるシンパシーや、共感性みたいなものは作る上での軸の一つになったと思います」と語った。
本番組は本編とあわせて「ABEMA」で無料配信中。
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会