冬アニメ、最も観られた納得の人気作は？コメント数部門は『リゼロ』が首位【ABEMA発表】

「ABEMA」は、2025年1月クールの新作アニメを対象とした「2025年冬アニメ最終ランキング」を発表。『薬屋のひとりごと』第2期が再生数部門で1位を獲得したことがわかった。

ランキングは、ABEMAアニメチャンネルにおける最終話までのデータをもとに、1話あたりの平均再生数と放送時の平均コメント数を集計して算出されたもの。「再生数ランキング」と「コメント数ランキング」のそれぞれ上位5作品が明らかとなった。

再生数部門1位だった『薬屋のひとりごと』第2期は中間ランキングに続いての首位となり、作品の勢いが持続していることが示唆された。“後宮謎解きエンターテインメント”として展開される同作は、2期でも時折コメディ要素も見せ、コメント数部門では4位にランクインしており、視聴者からの支持の高さがうかがえる。現在配信中の第2クールもABEMAの週間ランキングで首位を長らく維持しており、今後の展開にも注目が集まっている。

続く再生数ランキング2位には『外れスキル《木の実マスター》～スキルの実（食べたら死ぬ）を無限に食べられるようになった件について』がランクイン、最終話で「木の実マスター最高！」「２期こい！」といったコメントが寄せられた。3位には哲学的テーマを内包した『チ。 ―地球の運動について―』、4位には『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』、5位にはアクション漫画原作の『SAKAMOTO DAYS』がそれぞれランクインしている。

コメント数部門は例のバンドリアニメも上位

一方、コメント数部門では、『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』が1位を獲得。スバルたちが立ち向かう大罪司教たちとの死闘が視聴者の注目を集め、再生数ランキングでも4位に入った。最終話では「最終回やだ！」「ベア子かわいいよベア子」といった反応が寄せられたほか、“4th seasonの制作決定”という発表もあり、大きな盛り上がりを見せた。

2位には『BanG Dream! Ave Mujica』が入った。これまでの『BanG Dream!』らしからぬストーリー構成や、劇中バンド「Ave Mujica」のメンバーを巡る謎、前作『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』と繋がる物語が描かれ、最終話では「新曲めっちゃいいな」「Diggy-MO’が貫通してる」といった反響もあり、ファンの関心を集めた。

そのほか、コメント数ランキング3位には異色の異世界ファンタジー『戦隊レッド 異世界で冒険者になる』が、5位には斬新な設定が話題となった『悪役令嬢転生おじさん』がそれぞれランクインした。

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会