【伊駒ゆりえ×羊宮妃那】注目の実力派声優、初対面は『推しの子』だった!食事デートで互いの印象語る


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ABEMAにて隔週金曜放送のアニメ系オリジナル情報番組『SHIBUYA ANIME BASE』では先日2月28日(金)に第38回をオンエア。この回から設けられた新コーナーでは声優の羊宮妃那さんと伊駒ゆりえさんの食事デートの姿が公開された。

初対面はなんと「推しの子」貴重エピソード明かす

この新コーナー「カプカプトーク」は、番組が2人のアニメ関係者をカップリングし食事をしながらトークを繰り広げるというもので、記念すべき初回ゲストとして声優の羊宮妃那さん、声優の伊駒ゆりえさんがカフェでスイーツを楽しみながら等身大のトークを繰り広げた。

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声優としてキャリアをスタートして5年目の羊宮さんと4年目の伊駒さん。お互いの出会いはアニメ『【推しの子】』だったそうで、初対面の印象について、伊駒さんは「すごく緊張していた、だって私の中で“羊宮妃那さま”なんだもん」と口を開き、「芸歴も浅い状態で、私の初めてアニメ【推しの子】で初めて会って。これからいろんな作品でご一緒するんじゃないかなって思ってたから超嬉しかったし、ドキドキしていた」と当時を振り返る。

これに羊宮さんは「すごい礼儀正しくて、アフレコ一緒のときも、『はい、やってみます』っていう姿勢が、『あ、ルビーちゃん(作中キャラクター)だ』って」「最初の印象がそうだったから、そこからは変わってないかもしれない、ずっとまっすぐなところというか。」と語る。

アフレコで「この空気感を作ってくれた」演技で感じた相手の魅力

さらに、伊駒さんは羊宮さんのことをすごいと思ったシーンについて、第4話の入学式のシーンを挙げ、「【推しの子】で同じ学校に通っている同級生で、一番初めにできたお友達っていう、まさしく今のこういうようなまったりと話している空間っていうのもキャラクターの人生にはあるわけじゃん。その空気感を妃那ちゃんが作ってくれたなって思ってて、すごく感謝してるの」と明かした。

一方、羊宮さんは、「嬉しい、でも私苦戦していたのが、関西人だからエセ関西弁にならないところがどうしてもあって、そこは肩の力を下ろしながら、力まずにどうアクセントをつけていくかっていうところは気が気じゃなかった」と、奈良県出身であるがゆえの葛藤について語る。

さらに演技をする上で大事にしていることについての話になると、伊駒さんは「養成所などで勉強していく過程で、キャラクターの年表を作って演じていた時期があった」と暴露。一方、羊宮さんは、「ずっと迷走していて」と前置きした上で、「初めは台本を読み込んでこの子はこうだから、こういうものになる、こういう表現になるって作り込むんだけど、それってあくまでも私視点になっちゃって。

私視点の明るい表現だったり、暗い表現だったりするから、そういった上で、経緯は知っているけれど、そこを読み解かずに、パッとみたところに対して自分がどう動くかみたいなこともしていかないと一点張りというかその一本しかなくなってしまうからすごく難しい」と苦悩を赤裸々に語っていた。

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『ARIA The ANIMATION』の魅力を佐藤順一監督&牧野由依が語る

また、同38回では、前半コーナーにてアニメ史に残る名作を語り紡ぐコーナー“シブアニ名作劇場”のコーナーが展開。ゲストの『ARIA』の佐藤順一監督、声優・歌手・ピアニストの牧野由依さんとともに、優しさと温かさを詰め込んだ究極のヒーリングアニメーションで2005年放送の名作『ARIA The ANIMATION』の魅力を振り返っていた。

本作のゆったりとした雰囲気は佐藤監督のこだわりで、「編集さんとかは『長いんで半分くらいに…』ってなるんですけど、BGMとかはもうできていたので、このテンポの作品なんで、大丈夫ですって納得してもらった」と当時を振り返ります。さらに本作の魅力である牧野さんが歌う名曲の数々についても紹介。オープニング曲『ウンディーネ』について、牧野さんは「独特な世界観があるんですけど、河井英里さんのデモを聞かせていただいて、

その世界観を生かしながら歌わさせていただいた」と語り、レコーディングについても「とにかく曲が難しいというか、原作もレコーディングの前に読ませていただいて、その頃アニメは制作期間中って感じだったので、映像はまだ拝見できなかったんですけど、とにかく原作から読み取れる作品の雰囲気をどう活かすのか、自分が必死になっちゃうと必死さが出ちゃうので、作品の中の雰囲気で歌いました」と当時を振り返っていた。

著者 編集部 アニメ情報担当