『薬屋のひとりごと』日本薬剤師会のコラボお薬手帳、不正転売に公式が注意喚起 フリマサイトで多数確認


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現在放送中のTVアニメ『薬屋のひとりごと』と公益社団法人日本薬剤師会のコラボレーション企画として展開されている「コラボお薬手帳」について、フリマサイトなどでの転売が多数確認されていることが分かった。これを受け、アニメ公式は5日、転売行為の禁止および購入を控えるよう呼びかけている。

このコラボレーションは、お薬手帳の重要性を広く伝えることを目的に実施されたもので、対象のお薬手帳は薬局を利用する来局者に対して配布されている。しかし、開始から間もなく、一部で不正な転売が行われていることが発覚したという。

これを受けてアニメ公式は5日、「大変残念なことに、フリマサイトなどでの転売を多数確認しております。今回の取組みは、お薬手帳の重要性の訴求を目的とし、薬局をご利用の方へお渡しをさせていただいております。」とコメント。また「コラボお薬手帳の転売はおやめ下さい。また、転売されているコラボお薬手帳の購入もお控えください。」とファンに対しても注意を呼びかけている。

『薬屋のひとりごと』と日本薬剤師会のコラボレーションは昨年11月に予告され、今年3月より正式に展開が開始された。描き下ろしビジュアルを使用したポスターは全国の薬局・病院に無償配布され、コラボお薬手帳は薬局窓口などで順次活用されている。

本コラボの実現について、アニメ公式などは「施設の薬局・病院等へのポスター無償配布、薬局窓口等でのお薬手帳の活用等を通じて、薬剤師の職能や薬局の役割、お薬手帳の重要性などを広く国民に啓発するため」と経緯を説明。引き続き、お薬手帳の適切な利用と転売防止への協力を求めている。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当