江口夏実描く怪奇×コメディ『出禁のモグラ』アニメ化決定!いかにも怪しい?モグラ役に中村悠一


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講談社「モーニング」にて連載中、「鬼灯の冷徹」を手掛けた江口夏実氏によるコミック『出禁のモグラ』について、本作のTVアニメ化が決定した。昨日17日に「出禁のモグラ」原作公式Xより「重大発表あり」とのアナウンスがあり、注目されていた中での発表となった。

『出禁のモグラ』は「鬼灯の冷徹」の江口夏実による最新作として漫画誌「モーニング」で連載中。「あの世から出禁をくらっているから死なない」と語る怪しい“自称仙人”モグラ<百暗桃弓木>と、彼と出会う者たちを取り巻く“この世”の不可思議を怪しくおかしく描く怪奇×コメディ作品となっている。

今回のアニメ化決定に合わせて放送時期も発表となり、2025年7月からに決定。ティザービジュアルとティザーPVも公開され、モグラ<百暗桃弓木>役を中村悠一が演じることも明らかになった。

この度公開されたティザービジュアルは、抽斗通りでカンテラを携え佇むモグラの姿が、不気味ながらも幻想的な雰囲気で描かれた一枚に仕上がっている。ティザーPVではモグラ<百暗桃弓木>(CV:中村悠一)のボイスが初解禁。いかにも“怪しい”モグラの姿が垣間見られる初のアニメーション映像となっている。

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不気味さも感じさせるアニメ化ティザービジュアル

キャストコメント・原作者コメント

◆モグラ<百暗桃弓木>CV.中村悠一:コメント
自らを「仙人」と名乗る怪人物。怪しい路地にひっそりと佇む銭湯「もぐら湯」で、世間から隠れるように暮らす。あの世から出禁をくらっており、あの世に還るときの道標として、幽霊が持つ「灯」をカンテラに集めている。

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モグラ<百暗桃弓木>

――本作の魅力
ギャグをはさみつつ怪異のお話や、特に戦争のお話をほんのりおり混ぜ独特の手法でメッセージを投げかけているのが印象的でした。
各キャラクターも濃く、テンポの良い会話が続くので、読んでいて引き込まれます。

――演じるにあたっての意気込み
キャラクターのテンション感が一番大事だと思ったので(登場シーンと台詞の多さ的にも)バランスに気をつけなければと感じました。
アニメは台詞テンポやシーンの流れ方も、見ている人に合わせるのではなくこちらで構成しなければならないので、この情報量の作品は難しそうだなぁと…。百暗は、明るいところ、闇を感じるところ、ツッコミボケ真面目など表情変化も多いのでその塩梅も探っています。

◆原作:江口夏実先生コメント
大変感謝しております。扱っている題材が題材なだけに内容はとても好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、思い思いに見て頂ければ嬉しいです。アニメスタッフさんは細部まで確認して作り込んで下さり、細かい背景設定を見る度にアシスタントと「この建物ってこうなっていたのか」と言っております。声優さんも曲もとても合っています、微妙なニュアンスまで汲み取って頂きプロの仕事に頭が下がります。私自身放送を見るのが楽しみです。

『出禁のモグラ』作品情報

「俺 あの世から出禁くらってるから 死なねぇんだ」あることから、あの世から出禁をくらっており、あの世に還ることを目指し幽霊が持つ「灯」をカンテラに集めている怪しい“自称仙人”モグラ<百暗桃弓木>。
彼と出会うと妙なものが見えるようになるらしい——。
「鬼灯の冷徹」の江口夏実が、「人」と「霊」が交わる“この世”の不可思議を怪しくおかしく描き出す。
世にも不死議な物語の幕が開く!

原作:江口夏実「出禁のモグラ」(講談社「モーニング」連載)
監督:石踊 宏
シリーズ構成:藤田伸三
キャラクターデザイン:たなべようこ
音楽:長谷川智樹
アニメーション制作:ブレインズ・ベース

©江口夏実・講談社/出禁のモグラ製作委員会

著者 編集部 アニメ情報担当