魔導具師ダリヤはうつむかない
『魔導具師ダリヤはうつむかない』(まどうぐしダリヤはうつむかない)は、甘岸久弥による日本のライトノベル。「小説家になろう」で2018年4月1日から連載されており、書籍版はMFブックス(KADOKAWA)より同年10月から『魔導具師ダリヤはうつむかない 〜今日から自由な職人ライフ〜』のタイトルで刊行されている。2023年12月時点でシリーズ累計部数は300万部を突破している。『このライトノベルがすごい!』単行本・ノベルス部門では2021年版・2022年版で共に9位、2023年版で2位を獲得。前世は日本人でうつむいたまま過労死し、今世ではいい妻になろうとするも婚約破棄された魔導具師・ダリヤが『もう、うつむかない』と決意して生きていく異世界での恋愛、物作り、人間模様を描く物語。 漫画版は書籍版と同タイトルの『月刊コンプエース』連載版と、『魔導具師ダリヤはうつむかない 〜Dahliya Wilts No More〜』のタイトルで『MAGCOMI』(マッグガーデン。現在は『月刊コミックガーデン』に移籍)連載版の2作が存在しほぼ同時期に連載スタートしたが、コンプエース版は2巻で打ち切りとなった。また、『魔導具師ダリヤはうつむかない〜王立高等学院編〜』のコミカライズの連載も、FWコミックスオルタにて赤羽になにより2023年9月より配信されている。 スピンオフ作品『服飾師ルチアはあきらめない 〜今日から始める幸服計画〜』がMFブックス(KADOKAWA)より2021年4月から刊行されており、「次にくるライトノベル大賞2021」では書き下ろし新作部門で9位、「次にくるライトノベル大賞2022」では単行本部門で4位をそれぞれ獲得している。FWコミックスオルタにて臼土きねによるコミカライズが2022年2月より配信されている。 2024年7月からテレビアニメが放送中。
ストーリー
彼女が最後に見た光景は資料が雑然と散らかるデスクだった。徹夜続きで働き、突然心臓が止まってしまったのだ。やりたいことがたくさんあったはずなのに、机に突っ伏して最期を迎えるなんて…。 彼女は二度目の人生を魔法の存在する世界で送ることになった。名前はダリヤ・ロセッティ。彼女が暮らすこの世界には、人々の生活を便利にする「魔導具」がある。普段の生活はだらしないが魔導具師としては尊敬できる父のカルロ。ダリヤはカルロの作る魔導具に憧れ、自分も魔導具師になろうと決意する。これは彼女が魔導具師として前をむき、花開いていく物語。
TV放送
AT-X 7月6日(土)21:00~
配信
7月6日(土)27:38よりdアニメストア、U-NEXTで最速先行配信開始
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