アニメとは思えない…最新鋭CGエンジンで「ガンダム」第1作目を映像化、迫力凄すぎる冒頭映像公開…ワンピ実写化の新情報も
Netflixは9月17日から20日の期間、Geeked Week(ギークドウィーク)イベントを開催し、今後配信予定となるラインナップの新情報を発表した。そのうち、10月17日(木)より世界独占配信が始まる世界配信向け新作アニメーション「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」からは、冒頭4分間の本編映像と、未公開のキャラクター等が解禁された。
本作は、ガンダムシリーズ第1作目『機動戦士ガンダム』の舞台となる一年戦争中のヨーロッパ戦線にフォーカスをあてた物語が展開され、制作にはEpic社のゲームIDE/エンジンであるUnreal Engine 5(アンリアル・エンジン 5)を使用している。※全6エピソード[30分×6話]
この度解禁された映像では、Unreal Engine 5で作り込まれた一年戦争・ヨーロッパ戦線中のリアルな背景描写で描かれた、嵐の前の静けさが漂う廃墟の間を、ジオン公国軍兵士が歩を進める緊迫感のある冒頭から一遍して、地球連邦軍が攻め入る「戦地」へと移り変わる展開が繰り広げられている。
そこに空からレッド・ウルフ隊の「ザクII F 型」が登場し、主人公・ソラリの物語に新たな幕が上がる冒頭映像となっている。彼女の前に現れる地球連邦軍の“白い悪魔”とどう立ち向かっていくのか。
加えて明らかとなったのは、冒頭映像にも登場している、主人公・ソラリが率いるレッド・ウルフ隊のメンバー「ニーランド・ルショーン」「リード・ゲルフィ(チャブス)」「ケイル・ザヴァレタ」に加え、
新たにソラリが出会うジオン公国軍の「アンダー・ヒートン」「ヘイリー・アーフン」「アルフィー・ザイドス(ギアヘッド)」、さらに「UMRC」に所属する医師「オニー・カスガ」の7キャラクター。彼らが物語にどう関わっていくのか―。本編が期待されている。
「ONE PIECE」実写化シーズン2、チョッパーの姿も初公開
そして、『ONE PIECE』を原作とする実写化映像作品として、第2シーズンの新情報が解禁に。組織のボスであるMr.0役をジョー・マンガニエロが、副社長のミス・オールサンデー役をレラ・アボヴァが演じることが明らかになった。マンガニエロは「スパイダーマン」シリーズなどの大作で知られる俳優で、その圧倒的な存在感がMr.0役に期待される。アボヴァは「ANNA/アナ」などの作品で注目を集めた女優で、ミステリアスな魅力を持つミス・オールサンデー役を演じる。
さらに、高いキャラクター、トニートニー・チョッパーの姿も特別映像で初めて公開された。原作やアニメでおなじみのキュートな後ろ姿が確認でき、多くのファンの期待を高めている。シーズン2の舞台は「偉大なる航路(グランドライン)」と呼ばれる海域で、ルフィたち「麦わらの一味」の新たな冒険が描かれる。ローグタウンやリヴァース・マウンテン、ウイスキーピークなど、原作でも重要な舞台となる場所が登場することも明かされている。
実写版「ONE PIECE」は、トゥモロー・スタジオとNetflixがプロデュースを務め、集英社とのパートナーシップにより展開される映像作品。ルフィ率いる海賊“麦わらの一味”が大海原へと繰り出す、予測不能な冒険を描く本作は配信直後より世界93カ国のサービス内ランキングでTOP10入り、うち49カ国で首位を獲得する注目を集めた。原作の尾田先生、シーズン2の制作に関して「みんな想いは同じです!前回に引き続き、僕が納得するまで作品を世に出さない。と約束してくれてます。」とコメントしている。
©尾田栄一郎/集英社