『HUNTER×HUNTER』最新ゲームは傑作か否か…新PV公開で「涙が出る」交錯する期待と不安


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人気アニメ『HUNTER×HUNTER』の最新テレビゲーム「HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT」の第1弾PVが4月26日に解禁された。ファンの予想の斜め上を行く出来に、動揺の声が広がっている。

同作はブシロードゲームズから発売される、本格2D対戦格闘ゲームとして、Nintendo Switch、PlayStation5などの最新ハードでの展開が予定。日英中での制作が決まっており、発売日は現時点では未定となっている。

ブシロードが贈る“H×H”の本格派格闘ゲーム

今回の第1弾PVで明らかとなったのは実際のプレイ画面。好きなキャラクターを編成して3対3のチームバトルが可能なようで、戦闘中にキャラを入れ替える“スイッチ”や、仲間とともに攻撃できる“アシスト”機能などが実装されているようだ。

また戦闘前にはキャラ同士の掛け合いもあり、対戦相手によって固有の台詞も用意されている。例えば、クラピカがウボォーギンと戦う前には、「クズめ、死で償え」と、原作の名セリフを披露。もちろんボイスは、アニメの声優と同じだ。さらにヒソカとネテロの戦闘前には、ヒソカが「試験の時からあなたとは戦ってみたかったんだ」、ネテロが「やる気十分といったところかのう」と話すなど、原作にはないオリジナルの掛け合いを聞くこともできる。

しかもレオリオの声優はなんと、2020年に亡くなった藤原啓治さんのまま。アニメや別のゲームから声を抜き出して作ったのだろうか、この嬉しい起用にはファンから〈CV藤原啓治で涙が出る〉〈藤原啓治さんの声をよくぞ引っ張ってきてくれたありがとうございます〉〈藤原啓治ってだけで買えるわ〉と歓喜の声があがっている。

だが一方で、肝心のゲームそのものに関しては、少々不安に思ってしまう点がいくつかあるようだ。まずはグラフィック。2011年から14年にかけて放送されたアニメ版のキャラクターデザインに沿ったモデリングではあるが、ところどころで、カクついて見えるような箇所がある。

ローンチまでのブラッシュアップがカギ?ファンが見守る今後の展開

モーションや演出も、原作漫画やアニメのような迫力には追い付いていない印象。しかしこの辺りはまだ開発途中であるため、これからグングンとクオリティーが上がっていくのだろう。

ただ、3対3の格ゲー、人気アニメのゲーム化とくれば、eSportsの種目にもなって、世界中が大熱狂した「ドラゴンボール ファイターズ」という超名作があるだけに、これと同じレベルを求めていた層からはSNSなどで〈同じジャンプ格ゲーのDBFZが完成度高すぎてどうしても見劣りしてしまうな〉〈DBFZとかと比較しちゃうのが良くないんだろうな〉〈DBFZがいかにすごいゲームなのかが再認識した〉といった不安の声もあがっている。

これから発売までどれほどクオリティーが上がっていくのか、期待しながら動向を見守りたい。

『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』ゲーム情報

発売日:未定
ジャンル:2D対戦格闘
機種:Nintendo Switch™/PlayStation®5/Steam®
※クロスプラットフォームプレイには対応しておりません
プレイ人数:1~2人(オンライン対応)
対応言語:日本語、英語、繁体字、簡体字

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