【’21秋アニメ特集】メディアミックス作品の魅力と「プラオレ」「セレプロ」を紹介!


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さてさて!本格的に秋アニメが始まりました!

当サイト「オタク総研」では10月中、ジャンル別にイチ推しアニメをご紹介します!

今回はメディアミックス作品にスポットを当てて「セレプロ」と「プラオレ」を簡単に紹介&1話を見させてもらった感想を紹介します。最新情報等は公式HPをご確認ください!

メディアミックス作品とは?特徴について

メディアミックス作品とはアニメだけでなく、ゲームやリアルライブの展開を目指すコンテンツの総称です。例を上げるとしたらラブライブバンドリアイマス、最近ですと大人気スマートフォンゲームのウマ娘プリティーダービーがメディアミックス作品です。

メディアミックス作品の特徴としては以下のような例が挙げられます。

  1. IP開発も行う大企業がプロジェクトを率先
  2. 新人声優を起用されやすい

まず、ゲームなどの幅広いコンテンツを想像するということで大きな企業が率先してプロジェクトを起ち上げる事が多いです。企業にとって「メディアミックス作品の成功=影響力のあるIP(知的財産)の創造」に繋がり成長にもってこいの企画ですね。

先程のメディアミックス作品の特徴の2つ目に新人声優を起用されやすいという点もあります。

オーディションを開催されて選ばれたTwitterのフォロワー数千程度のとても新人の声優さんが多く、これから活躍される方も出てくるのではないかという期待感も楽しむことも出来ます。あわよくばリアルライブもあるため超古参ファンになれるかもしれません。

メディアミックスを観る魅力

そして、一度根強いファンが確立してしまえばコンテンツは次の世代へと引き渡す事ができ、長い期間ファンとしていられるという面白い点もあるんです。
例えばラブライブの場合「μ’s→Aqours→ニジガク&Liella」のような流れ、アイマスの場合「AS→デレ/ミリ/シャニ/エム」、バンドリの場合「ポピパ等5バンド→RAS→Morfonica」を想像してみると良いでしょう。

つまり、これから有名になる可能性の高い、かつ先陣を切ってコンテンツにハマることができるチャンスなんです!(原作とかも基本無いですし…)

ですので新しい物好きの方にはぜひ見ていただきたいジャンルです!!!

アイドルのリアリティショー?「SELECTION PROJECT」

まずご紹介するのは全国アイドルオーディションリアリティショーと銘打っている作品「SELECTION PROJECT」通称:セレプロです。

TOKYO MX 毎週金曜日22時30分~
BS 11 毎週金曜日23時00分~ 他で10月1日から放送中
©SELECTION PROJECT PARTNERS

プロジェクトはKADOKAWA、制作は動画工房というとても信頼あるタッグを組んだ作品です。

KADOKAWA×動画工房が送る、アイドル✕オーディション✕リアリティショー!
『SELECTION PROJECT』とは、夢を掴むため、オーディションに挑む少女たちの姿を、ドキュメンタリー映像やLIVE配信で追いかけていくリアリティショー。同じ夢を目指す戦友であり、ライバルでもある少女たちの青春熱血オーディションバトルが今、幕を開ける!

1話・2話を観た感想としては「投票やリアリティショーなど従来のアイドル物とはまた別の楽しみ方ができる」という面白い作品だと思いました。

あくまで「LIVE配信・リアリティ・ショー」という体なので一人称視点で扱ってないがゆえ、取り巻いている環境やキャラクター性を意外と引き出せるのかもしれません…(半分適当)

全国区から参加するという形式であるので、謎に地元の方に親近感が湧いてしまいますw喋り方も似てますし…

第2話の最後ではリアリティ・ショーらしい合宿イベントの描写もありこれから非常に面白くなっていくのではないのかという多大な期待を持っております。

金曜日の比較的早い時間帯に放送していますので是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。私は結構面白いと感じましたw

公式サイトは以下。AbemaTVでの配信もあります!

日光が舞台のアイスホッケーアニメ「PRIDE OF ORANGE」

続いてのメディアミックス作品は日光市が舞台の女子アイスホッケーがテーマ「PRIDE OF ORANGE」通称:プラオレ!です。

プラオレ!はCyberAgentとDMMがタッグを組んだアニメとゲームのメディアミックスプロジェクト。栃木県日光市を舞台にアイスホッケーに青春をかける少女たちを描いた物語です。

©2020 プラオレ!メディアミックスパートナーズ

CyberAgentグループはウマ娘で超大成功を収めているので時期IPの開発に積極的でこれまた面白いコンテンツっぽいな~と期待してます…!

アニメーション制作はC2Cです。また、協力として栃木県/日光市/株式会社下野新聞社/株式会社とちぎテレビ/株式会社エフエム栃木/CRT栃木放送/株式会社新朝プレスという非常に地域活性・地域密着型のコンテンツの模様です。

H.C.栃木日光アイスバックスという実在するアイスホッケーチームをモチーフにアニメを作ってあるということで競技自体の興味も持てそうな面白い作品ではないかと思っています。

早速第1話を見ましたので感想を少々。まぁ個人的にアイスホッケー自体全く知らないので「とにかくためになる作品」でした(笑)

キャラデザは某バンドリに似ていますね。それもその筈、原作キャラクターデザイン・原作衣装デザインがCraft Eggです。CraftEggといえばガルパの制作元。ですのでバンドリ系のキャラデザが好きな方はとてもマッチしている作品になっています。

作品は地方自治体も協力していることから、とても日光らしい…山らしい…何かを感じます

アニメだけでなくゲームのリリースも決定。

©2020 プラオレ!メディアミックスパートナーズ

また、アイスホッケー女子日本代表サポーターにも就任。これからの動向が楽しみなコンテンツになってきていると感じました!

©2020 プラオレ!メディアミックスパートナーズ

作品HPは以下を。AbemaTVでも配信中。ぜひ御覧ください。

以上今期放送のメディアミックス2作品を紹介してみました。どちらも今後が気になる作品ですので是非参考にしてみてください!

次回は5分~10分のサクッと見られるショートアニメを紹介できればなと思っております…

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。