DAM 年間カラオケランキング、楽曲総合はVaundyが首位 アニメ部門はYOASOBI、VTuber部門はFIRST TAKE出演の星街すいせい


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通信カラオケ「DAM」を運営する第一興商は2023年におけるカラオケ楽曲の各種ランキングを公表した。結果、2023年の楽曲別の総合部門ではVaundy「怪獣の花唄」が、歌手別ではback numberがそれぞれ首位を獲得したことがわかった。

最も歌われた曲となった楽曲部門の首位「怪獣の花唄」はVaundyにより2020年にリリースされた楽曲として、昨年の32位から一気に首位に上り詰める大躍進を遂げた。情熱的な歌詞と爽快感あるメロディがカラオケの盛り上がりを引き立てさせるとして、他社ランキングでも首位にランクインするなど、今年のカラオケシーンを席巻した。

Vaundyは本発表に際し「約4年前に書いたこの曲が、今も多くの人に歌ってもらえていることが嬉しいです。元々ライブでみんなで歌えるように書いた曲なので、 これからもたくさん歌ってほしいです。」とコメントしつつ、歌うときのコツについて「腹の底から死ぬ気で歌ってください。」とのアドバイスを寄せた。

このほか、急上昇を見せた楽曲としては社会現象を巻き起こした人気ドラマ『silent』の主題歌・Official髭男dism「Subtitle」も、圏外(昨年51位以下)から10位にランクイン。TOP50内の初登場曲は3曲、昨年圏外だった曲は9曲であったという。

2023年にリリースされた楽曲としては、日本のみならず海外でも大きな反響を呼んだYOASOBI「アイドル」が3位を獲得。同楽曲はTVアニメ『【推しの子】』の主題歌・YOASOBI「アイドル」として、直近の各所のランキングにて上位を席巻する注目を集めており、今回は「アニメ部門」においても1位となった。

アニメ部門では次いで高橋洋子 「残酷な天使のテーゼ」がランクインしており、カラオケで幅広い世代に歌い継がれることがうかがえる結果に。昨年上映の映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌についても人気のAdoの2曲が、昨年に引き続き3位と4位にランクインした。

また、本ランキングでは他所ではあまりない「VTuber部門」の結果も発表されており、1位はアイドルVTuber・星街すいせいのオリジナル楽曲「Stellar Stellar」であることもわかった。星街すいせいは本年1月、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にてVTuberとして初めてアーティスト出演を果たし、本楽曲を“一発録り”にて披露。プレミア公開で16万人以上の同時視聴、公開3日での500万回再生を突破など大きな注目を集めていた。

同氏は首位獲得にあたり「「Stellar Stellar」は歌うのが、めちゃくちゃ激ムズな 曲なのですけれども多くの方に歌っていただけているのが、すごく意外で嬉しいです。」「どこをファルセットで歌って、どこを地声で歌うのかを練習をして挑んでみると、今後さらに上手く歌えるかもしれないので試してみてください。」とコメントした。

※一部表現に誤記がございました。訂正してお詫び申し上げます。

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