ホビーの祭典「ワンフェス」今夏も開催 規模はコロナ禍前に完全回復、世界中のフィギュアファン集結
7月30日 17時まで幕張メッセ(千葉)にてホビーイベント「ワンダーフェスティバル2023[夏]」が開催されている。
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ワンダーフェスティバル(通称:ワンフェス)は世界最大級のフィギュア&ガレージキットの祭典として、毎年冬と夏に2回開催される大規模イベント。ワンフェスでは個人や小規模サークルでホビーを販売する即売会エリア(ホール4〜8)とフィギュアメーカーが出展する企業出展エリア(ホール1〜3)の2つに分かれて展開されている。
中でも即売会エリアでは、会期当日かつ会場内に限り版権元からの許諾を得て他社著作物のフィギャアを販売することが出来る「当日版権システム」という独自の仕組みが存在する。そのため、企業オフィシャルで販売されるフィギャアとはまた違った、個性豊かな本イベントでしか買えない貴重なアイテムが盛り沢山となっている。
過去数回のワンフェスは、新型コロナウイルス感染対策の影響で規模を縮小してでの開催となっていたが、今回の「ワンダーフェスティバル2023[夏]」では一般ディーラー数を「ワンダーフェスティバル2023[冬](今冬開催、以降「前回」)」よりも400増やし、コロナ禍前の水準まで回復。企業出展エリアについても前回同様の出展社数となり、大いに賑わっていた。
そんな完全回復を遂げたワンフェス当日、会場のある千葉市美浜区は最高気温34℃を記録。夏休み真っ只中かつ、海外旅行客の回復が見られたことから、外国人や子連れといった多彩な客層の来場も見られたほか、U22割(22歳以下は入場料ー800円)の影響もあり若年層の来場も目立っていた。来場した国内外のフィギュア・ガレキファンは熱中症対策を行いながら、写真撮影や物販購入に勤しんでいた。
なお、各企業出展ブースの様子は後日複数回にわたり弊媒体にて詳しく紹介する。(撮影=編集部)