2022年のPlayStation 5販売台数は1,910万台を記録。PSシリーズ歴代最多の2,500万台目指す
ソニーグループは28日、自社の2023年3月期通期決算を公表し、PlayStation 5を中心とするゲーム&ネットワークサービスセグメントの業績が明らかとなった。
同日公開された決算短信・決算発表資料によると、PlayStation 5(PS5)の販売台数は、第4四半期におけるPlayStationコンソールシリーズとしては過去最高の 630万台に達し、2022年度通期では1,910万台を記録した。また、ソフトウェア売上については、2月、3月と続けて前年同月を上回り、3月のPS全体の月間アクティブユーザー数は、前年同月から230万アカウントの増加が見られたという。
同社は「 流通在庫の正常化も進み、ほぼ全世界で、お客様をお待たせすることなくPS5をお届けできるようになっています。」と現状を説明しつつ、「引き続きPS5普及の加速に努め、当年度のPS5販売台数は歴代コンソール史上最多の2,500万台を目指します。」とコメントしている。
PlayStation を巡っては世界的な半導体不足に加え、いわゆる「転売ヤーによる買い占め問題」が発生しており、今なお抽選販売を行うECサイトも存在する。しかし、現状ある程度の流通正常化が見られており、家電量販店や量販店運営のECサイトでは予約無しで買うことも可能となってきている。PS5は本年2月に発売された新型VRデバイス「Playstation VR2」を遊ぶためには必須になるため、PS5の今後の売上や流通状況はVRへも波及することが予測される。
Source:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/IR/library/presen/er/