中国アニメ映画『羅小黒戦記2』前作“大幅に上回る”好発進 初週末興収1億円超で7位に
中国発アニメ映画「羅小黒戦記」の続編作『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来(日本語吹替版・字幕版同時公開)』が11月7日(金)から日本国内にて公開され、週末興行収入ランキングで第7位を記録したことがわかった。
配給担当のアニプレックスによると、公開初週末(11月7日~9日)の3日間において、観客動員数62,120人、興行収入10,319万5,810円を記録。翌10日を含めた4日間では67,302人、110,886,770円だった。
この成績は、前作である「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」の 日本公開時と比べて「大幅に上回るスタートを切った」と公式も好スタートを実感した。また、都内劇場の立川シネマシティでは『呪術廻戦』を上回り初登場首位になっていた。
シネマシティ週末動員ランキング
2025年11月7日(金)〜11月9日(日)1位『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』NEW
2位『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』NEW
3位『爆弾』↓
4位『チェンソーマン レゼ篇』↓
5位『プレデター バッドランド』NEW… pic.twitter.com/m8XS57qfiv— CinemaCity (@cinemacity_jp) November 10, 2025
本作は、妖精と人間が共存する世界を舞台に、黒猫の妖精・シャオヘイと師匠である人間・ムゲンのその後を描いた冒険譚。前作から5年ぶりとなるシリーズ最新作として日本語吹替版では黒猫の妖精・シャオヘイを花澤香菜、人間でありながら最強の執行人・ムゲンを宮野真守が演じるなど実力派キャストが集結。さらに主題歌は人気アーティストAimerが担当しており、前作からの特徴でもある映像美を中心に、来場者からの評価も上々となっている。
週末ランキングでは『呪術廻戦』『チェンソーマン』などヒット作品が目立つなか、140館程度の規模ながらも第7位につけたのは堅調な滑り出しとも。リピーター動員や上映館拡大が見込めるほか、すでに4DX/MX4Dフォーマットでの追加上映も決定している。
配給側は「前作を応援してくださった多くの皆さま、今作を楽しみに劇場へお越し頂いた皆さまに心より御礼申し上げます」とコメントした。
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