ラブコメ漫画『かのかり』巻数が“ドラゴンボール並み”の長さ…作者反応「思い通りに動いてくれないキャラ達ばかり」


ラブコメ漫画『かのかり』巻数が“ドラゴンボール並み”の長さ…作者反応「思い通りに動いてくれないキャラ達ばかり」
「彼女、お借りします 42」(少年マガジンKC)

講談社「週刊少年マガジン」にて連載中の人気漫画『彼女、お借りします』が先日9月17日に単行本最新刊となる「第42巻」を発売。本作の作者・宮島礼吏氏が、自身のツイートにて長期連載の裏側を吐露し、ファン内外で注目を集めている。

宮島氏は自身のX(旧Twitter)アカウントで同作について「作者の思い通りに動いてくれないキャラ達ばかりで、気付けばこんな巻数になってました。」と投稿した。

この発言は、本作が漫画『ドラゴンボール』の原作発行巻数である42巻(オリジナル版)に並んだことを取り上げたポストを引用して投稿して行われており、自らの心境を語ったものと見られている。

『彼女、お借りします』は講談社「週刊少年マガジン」にて連載中のラブコメ漫画として、2017年にスタート。彼女にフラれたダメダメな大学生・木ノ下和也が、レンタル彼女(レンカノ)サービスで出会った美少女・水原千鶴に恋をしていく物語が描かれる。“レンタル彼女”から始まる新感覚のラブコメディが話題を呼び、原作漫画は累計1350万部を突破した。

同作はラブコメジャンルとしては稀有な長期連載で知られており、少年マガジン本誌での連載はまもなく400回目を迎える。一部からは同作が刊行巻数を重ねながらも物語の進展が緩やかであることも同時に拡散されており、投稿には賛否様々な反応が寄せられている。

なお、本作はアニメ化や実写ドラマ化といったメディア展開も活発。特に今年7〜9月にはアニメ第4期がTBS系にて放送されており、原作でも人気の「ハワイアンズ編」が繰り広げられた。ハワイアンズ編は分割2クール展開となっており、後編は2026年放送予定の「第5期」にて描かれるとのことだ。

著者 山本晃平