マンガ好きが選ぶ期待の夏アニメ&ドラマ、首位は『鬼滅の刃』と想定内 続く人気作は


マンガ好きが選ぶ期待の夏アニメ&ドラマ、首位は『鬼滅の刃』と想定内 続く人気作は

総合電子書籍ストア「ブックライブ」は20日、利用ユーザーを対象としたアンケート調査により、2025年夏シーズンに放送・公開されるメディア化作品の注目度ランキングを発表した。

調査では「2025年夏(7月~9月)に放送・公開になるメディア化作品の中から、注目している作品を教えてください(最大3つまで回答可)」との質問を実施し、結果として劇場版「無限城編」の公開が決定している『鬼滅の刃』が1位に選出された。

アニメ映画化の『鬼滅の刃』に熱い期待注がれる

1位となった『鬼滅の刃』は、2016年より「週刊少年ジャンプ」で連載された作品。人と鬼との戦いと家族の絆を描いた本作は2019年4月放送のテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」を機に人気が加速。2020年10月公開の劇場版「無限列車編」は国内興行収入400億円を超える記録的ヒットを達成した。今回、シリーズ続編となる本作は「無限城編」として3部作で公開することが決定しており、今回公開されるのは第1章となる。

ユーザーアンケートでは「最早説明の余地なし!映像、音楽、役者の演技どれをとっても過去実績からのクオリティの高さは確実だと思う。」と期待を寄せる声から、「世間をあれだけ騒がせた鬼滅の最終章、無惨との最後の戦いで胸が熱くなります。」「最終決戦の始まりだし、今までの戦いよりも激しい展開になりそうで期待感しかない。」といったクライマックスへの高揚感を語る声まで多く寄せられた。

また、4位には『怪獣8号』が選出された。2020年より「少年ジャンプ+」で連載中の本作は、累計発行部数1800万部を突破。怪獣災害という現実に立ち向かう人々を描いたSFアクション作品で、第2期が2025年7月より放送開始予定となっている。

“ヒーロー”ではなく、“裏方”の視点から描かれる異色の怪獣譚は社会の矛盾や人間の弱さに真正面から向き合いながら、希望や成長を描き出すドラマとして、多くの読者の心を掴む。

ユーザーアンケートでは「テンポがよくて、ドラマ性もあり楽しめる。怪獣8号が悩み葛藤しながら成長していく様子に期待している。」といったキャラの成長に注目する読者のコメントや、「敵との戦闘シーンの迫力もさることながら、登場人物たちが繰り出す名言にも心を揺さぶられる名作」など、セリフの力に魅了されたという読者のコメントも目立った。

このほか、9位には『19番目のカルテ 徳重晃の問診』が選出された。松本潤主演でTBS系日曜劇場にてドラマ化される本作は、命だけでなく”人生”を診る医師を描いた医療ドラマとして注目を集めている。

0622-gs5tfebu

■2025年春のメディア化注目度ランキング
1位 鬼滅の刃 [映画化]
2位 その着せ替え人形は恋をする [アニメ化]
3位 ダンダダン [アニメ化]
4位 怪獣8号 [アニメ化]
5位 Dr.STONE [アニメ化]
6位 SAKAMOTO DAYS [アニメ化]
7位 カードキャプターさくら [映画化]
8位 ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される [アニメ化]
9位 19番目のカルテ 徳重晃の問診 [ドラマ化]
10位 カラオケ行こ! [アニメ化]

著者 編集部 アニメ情報担当